面白女医さんの時を狙って、(週に2回だけ午前診は面白女医さんと決まってる日があるので)、仕事を休んで行ってきました。
ステップアップの意思を伝えたところ
「えらい!!よく決めたね!えらいえらい!これでまた妊娠に近づいたよー」と散々褒めてもらえました
そして
「前に受けてもらった卵巣年齢の検査結果はきいてもらったのよね?」
先週、ステップアップの判断の参考になればと受けて、検査してからクリニックに来るのは初めてだったし、2週間くらい結果が出るのにかかると聞いてので聞いていません。
「え?聞いてないの?そーなの?じゃあ今言うね。
えーと、傷つかないでね…。傷つかないでね。」
こりゃ、相当悪いんだなと覚悟。
両側の卵巣嚢腫の摘出もしてるし、実年齢よりはだいぶ上なんだろうなぁということは覚悟はしてるつもりでした。
結果
AMH0.56 45歳相当とのこと。
具体的にどれくらいという心づもりは全くなかったのですが、
45歳かぁ。だいぶ高いなぁ。
でも、あまり事態が飲み込めず、ポカーンとしてました。
「傷つかないでね…。卵の在庫が実年齢よりもかなり少ないという結果です。
チャレンジできる期間が人よりは短いかもしれないけど…体外受精に切り替えるというのは、本当良い判断よ。
ただ、刺激をしても思ってるほど卵の数は取れないかもしれない…。
でも、あくまでも数が少ないというだけで、妊娠できるかどうかの質は別問題だから傷つかないでね。」
「それで、体外受精に進む前に子宮内膜ポリープの手術を受けてもらうんだけど、手術を受ける前にオペ診察って言って、先に診察を本院で受けてもらいたいの。それで手術日程を決めてもらうね。
オペ診察は金曜日の午前にやってるから、明日本院に行ってくれるかな。」
いったん診察室を出て、看護師さんに呼ばれるのを待ってる間、
やっと色んな現実が飲み込めてきました。
45歳相当って、あとどれくらいの期間チャレンジできるんだろう?
刺激しても卵が少ない?
取れないこともある?
取れなかったら何回も採卵しなきゃ。
毎日毎日注射しても、全く実らないのかも。
長い期間の治療を覚悟しなきゃいけないのかな?
お金は?
仕事は?
これから一体どうなるの?
芋づる式に不安がどんどんどんどん湧いてきます
手術日程もう決めるって?
まだ今回の結果も出てないのに?
あれ?私、期待してないつもりが今回も期待してたんだ…
明日オペ診察って?
明日もまた病院に行くの?
また仕事休むの?
午前中ならまた職場に休みますって今から連絡入れなきゃ。
明日の仕事の予定なんだったっけ?
あ、他部署の人と打ち合わせ入ってた。
わざわざこっちに出張してきてくれるのに、どうしよう、断らなきゃ。
色んな思いがブワッと溢れて、よくわからなくなってきました。
看護師さんに呼ばれてオペ診察の日程調整。
12:00頃と言われましたが、なるべく遅くしてほしいとお願いしたら、15:30にしてくれました。
勇気を出して、
今回のAIHの結果が出てからオペ診察をして日程を決めるのじゃダメなのか?聞いてみました。
先生に確認してくれたのですが、
早めに日程だけ押さえといて欲しいと。
しょんぼりしたままクリニックを出てすぐに、職場に電話。
今日も前日に申請して急に休み取ったのに、明日もまた急に休みって言うの辛いけど…
しなきゃしょうがないし。
打ち合わせの予定も変えてもらわないと。
上司に電話して、明日の昼過ぎから休みをとりたいこと、打ち合わせが明日の午前じゃないとダメになったと相手の人に連絡して欲しいことを伝えました。
二つ返事でオーケー。
上司なのに、使ってしまって申し訳ない…
電話を切ったあと、
崩れそうなところをなんとか持ちこたえてた気持ちが完璧に崩れてしまいました。
なんで?
なんでいつもこんなに「すみません」って謝らないといけないんだろう?
なんで、こんなに申し訳ない気持ちにならなきゃいけないの?
卵巣嚢腫の手術だってしたくてしたわけじゃない。
あれだけ痛い思いして、なのにまだ心も痛めなくちゃいけないの?
どれだけ治療長引くの?
一度採卵するだけでも、どれだけの仕事を調整していかなきゃいけないか不安なのに。
それなのに、それだけ努力しても卵が取れない可能性が人より格段に高いなんて。
本当にこれから治療できるの?
本当に赤ちゃんは来てくれるの?
もう、心の中はパニックで涙も溢れてきましたが、何とか旦那さんに簡単にラインを送りました。
親友のお見舞いにも行く気持ちにはとてもなれず、そのまま帰ることに。
今日行くって連絡してなかったからよかった。
とにかく誰かに話をしないと、気持ちが壊れそうだったので、母に電話。
でも繋がらず。
溢れる涙をなんとか止めて、トボトボ帰りました。
電車の中で母から折り返しの電話があったので、帰ったら連絡するとメール。
めっちゃ長くなったので、記事分けます。
かなり暗い記事ですが、実は今はもう気持ちは切り替えられてます