ブログでも何度かご紹介したことがありますが、フィリピン料理は辛くないのが特徴です。
タイ料理やインドネシア料理など他の有名な東南アジアの料理のイメージから、
フィリピン料理を想像して食べると全然違うと感じると思います。
他の東南アジアの国々と違いスパイスをほとんど使わない為、決してインパクトは強くないのですが、
どの料理もマイルドで老若男女に気に行って頂ける親しみやすい味が特徴です。
醤油や魚醬を使った料理が多く、特に日本人の口には合いやすいと思います。
そんなマイルドな料理が多い中で、フィリピン料理の中で唯一辛いと言われている料理があります。
それが、こちら。
Bicol Express（ビコール・エクスプレス）
豚肉と唐辛子をココナッツミルクとシュリンプペーストを使って煮込んだもの。
日本人に分かりやすくこの味をお伝えするなら、タイ料理のグリーンカレーのマイルド版！
私もグリーンカレーは大好きなのですが、「辛いけどおいしい。おいしいけど辛い。笑」みたいな感じで、
その辛さを乗り越え食べ終わった頃には汗だくで、なんか疲労感さえ感じることがあります。笑
その点、ビコール・エクスプレスはあのタイカレーの路線の味がありながら、
マイルドな料理が主流のフィリピンならではの、ピリ辛程度なので私にはちょうど良いのです。
グリーンカレーの濃厚なあの感じをじっくり味わうことができます。
というわけで、一度食べてから病みつきで、家でもしょっちゅう作っています。
本当は豚肉がメインの煮込み料理なのですが、元々私はあまり肉食派ではなく野菜を多く採りたいので、
大好きなYardlong Beansと豚肉を一緒に煮込んで、写真のようにヘルシーな感じに仕上げています。
フィリピンは7000以上の島があり、地域によって料理が違います。
その為、ビコール・エクスプレスはレストランでも定番料理というわけではなくて、
最近フライトで隣同士になりお話したフィリピンマダムも食べたことがないと言っていました。
という感覚で名前は知られていても、どこででも簡単に見つけられる料理ではないのです。
そんな中、旅行でいらっしゃる方にも確実にお試し頂けるチェーン店を発見しました！
旅行者の方で手軽にビコール・エクスプレスを試したいという方は、
Andok's（アンドックス）というチェーン店で是非お試し下さい。
日本でいうなら、吉野家、松屋的な感じのチェーン店。
お店の雰囲気がどうもおいしそうに見えないので、きっと知らないと見逃しがちなお店ですが、
日本人が旅行で行くような都市ならたいてい一軒はありますから、全国どこでも探せると思います。
黄色の背景の看板に鳥のマークが付いていて、赤字でAndok'sと書かれているのですぐ分かります。
ビコール・エクスプレスいご興味のある方は、是非お試しになってみて下さいね♪
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