今週約１ヶ月ぶりに日本に戻り、さっそく仕事復帰しました！
日本はやっぱり暑い！あっという間にもう夏ですね～。
先日、帰国前に写真撮影に行きました。
私たち夫婦は結婚記念に、毎年カメラマンにお願いして写真撮影をしています。
去年は日本で着物を着て写真撮影をしましたが、今年はこれを着て撮影しました。
フィリピンの民族衣装
フィリピンの民族衣装を街中で見かけるのは相当レアです。
しかも正装となると、政治家やエグゼクティブが着ている位で、
結婚式などの特別なシーン以外では普段見かけることさえありません。
というわけで、普段の生活の中では着る機会もなかなかなかったのですが、
ようやく今回着ることができました～！
ちなみに夫が着ているのはBarong tagalog（バロンタガログ）と言って、
アロハシャツと同じく、これがフィリピン男性の正装です。
先日、エストラーダ元大統領とお会いした話を書きましたが、
その時にお召しになっていたのもこれでした。
素材はパイナップルやバナナの繊維でできていて、前に刺繍があります。
シャツはシースルーなので、中に半袖のシャツを重ねて着て、黒いパンツと合わせます。
夫のフェイスラインには高さのある襟のものが似合うので、
今回はチャイナカラーを選んでいますが、スタンダードな襟のものもあります。
ちなみに、結婚式の新郎の衣装にも使われています。
私が着ているのは、Terno（テルノ）という女性の正装の一つ。
こちらも同じくパイナップル繊維でできていて、大きなバタフライスリーブが特徴です。
他のアジアの民族衣装と比べると、かなり洋風な感じがします。
南米など、フィリピンと同じくスペインの植民地だった地域にも、
似たようなシルエットの民族衣装があるので、やはりスペインの影響なのでしょうか。
ちなみに、今回は一番ベーシックなオフホワイトを選びましたが、
実は着物同様に色々な色があり、赤、青、ピンクなどもあります。
日本ではあまり知られていないフィリピンの民族衣装ですが、
マルコス元大統領とイメルダ夫人が好んでお召しになっていたことでも有名です。
国の顔である方達が民族衣装を着るのは、素敵なことですよね。
やっぱり民族衣装って特別感がありますから、
着物もテルノも、なるべく着る機会を見つけて沢山身に着けたいなぁと思います。
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