うううう
22:00まで残業して電車に座っていたら
 

左隣にたっていた人が上に向かって吐いた。。
私は近すぎてスカートに大量の。。。。




吐いたものが飛んで
周囲10名ほどが被害にあった
  

  
吐いた人は何も言わずに
さっさと次の駅で降りた 
  


びっくりし過ぎると
怒りはわかない
(そもそも、怒りは期待の裏返し。
電車で吐くほどのむ人に期待はしない)
 
 
鞄を漁ったが、ティッシュは見つからず


近くにたっていたナイスガイが
さっと、穏やかな声で
私にティッシュを分けてくれました



手と読んでいた本に吐いたものがついて
呆然としていた右側の人とティッシュをシェア
 


私はたまたま持っていた
ビニール袋にみなさんのごみを集めた
 

 床はさわらないでいたけれど
次の駅から乗ってきた人が踏むから
どんどん酷くなってしまう


どうせこれだけ汚れてるんだから
(本当は、電車のなかの吐いたもの
他の人がさわってはダメ
感染症だと、うつっちゃうからね)


これに、滑って転ぶ人がいたら
もっとがっかりする


拭き始めたら
ナイスガイが
『嫌でしょう。変わりますよ。』
『他にもお洋服汚れているから、
そちらを先にふいてください』

そういって、変わってくれたし
気がついていない汚れを教えてくれました


残されたみんなのなかに
何となくの一体感が生まれた



1日たって、なんで、
吐かれた嫌な感じより
優しくしていただいたな
という気持ちが残っているのかな?
って考えてみた


それは、
誰も怒声を
あげなかったこと




そんな優しい場の空気をマネジメントしたのは
ナイスガイと
私の右側の人が
怒るよりも冷静でいてくれたこと




私も、怒る余裕がないくらい疲れていたこと




まぁ、こんなことも、たまにはある



被害は甚大だが
 
 

人の優しさに触れた気がする