母の左視床膠芽腫 -6ページ目

4月8日の父の面会。

8日は父が面会に行き、

 

この日は母の状態は良くなく、話しかけても期待するような返答はなかったようでした。

 

看護師さんからは、退院先として考えている施設について、

 

よく検討するように、と言われたそう。

 

唯一治療を継続できる施設だけれど、

 

月に1回、家族が大学病院に診察に連れて行くことになり父のフォローも負担が大きくなることや、金銭的にも負担が大きくなることなどを言われたようでした。

 

兄からのメールでは、父はその施設よりも、もともと検討していた特養を考え始めているような内容だったけれど、

 

父はこの日に母は回復はしないということが分かり、

 

それならばその施設ではなくてもいいのではないかと考えたのかな、と・・・

 

父は、母が食事も摂れるようになったら歩けるようにリハビリをする、ということが頭にあって、抗がん剤治療をしたら、病気が良くなる、という未来を想像していて、

 

そんな父に、薬が効かない癌細胞が増えていったら、もう治療法はないって主治医から言われていたよね、と伝えてはいたけれど、父は治ることを期待していて、その言葉は父には届いていなかったのだと思いました。

 

父を見ていると、

 

病気を治療して治ることを信じる気持ちがすごく伝わってきていたから、

 

この日父は大きなショックを受けたのだと思うと胸が痛みました。

 

病院から退院先を決めるように言われているけれど・・・

 

母の状態を見ずに決めることは難しく、面会をして、それから考えることにしました。

 

同時に、母に会えることは嬉しいけれど、状態が良くないかもしれないことを覚悟しなければいけないと・・・

 

 

 

介護に役立つ下着

車の免許証を返納した父のため、兄は父の行きたいところに連れて行ってあげたようで、

 

その一つがしまむら!

 

これから夏がきたら半袖の下着も必要になるだろうからと、

 

母のために前開きの下着も探してくれたようでした。

 

マジックテープタイプのものがあったようで、

 

買っておいたよ、と父から聞きました。

 

私が購入したのも介護用品としての下着ではないようでしたが、

 

お店の方が前開きのものを教えてくださり、

 

肌触りの良いグンゼの下着を選びました。

 

しまむらのものは¥1000しなかったようで、

 

改めてしまむらの安さに驚いていた父。

 

色々と必要な物を揃えなければいけないことになり、高齢の父には負担の大きいことだと思うけれど、身近なところで介護に役立つものが購入できることは有難く思います!

4月2日父と兄が面会に。

兄は1日に帰省し、

 

2日に父と一緒に母の面会に行きました。

 

先月面会した時よりも断然元気だったよ!って教えてくれた兄。

 

会話も9割成り立っていたよう。

 

先月の状態のままどんどん話さなくなってしまうのではないかという思いはまた薄れ、また希望を持ってしまうのでした。

 

転院先の病院でも抗がん剤治療を行い、

 

平日5日間服薬治療をしたようでした。

 

母は経鼻経管栄養の管から薬剤を注入して頂いていて、

 

看護師さんが薬剤を砕いて投薬してくださっていたようでした。

 

とても手間のかかる方法ですが、

 

治療の効果もみられたからこそ母はまた話せるようになったかと思うと、看護師さんたちのおかげだね、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

面会は平日のみという制限があるものの、遠方からくる家族との面会はその限りではないようで、土日でも面会ができるとのこと。

 

私も母がまだ話せるうちに面会に行きたいと思っています。