4月8日の父の面会。 | 母の左視床膠芽腫

4月8日の父の面会。

8日は父が面会に行き、

 

この日は母の状態は良くなく、話しかけても期待するような返答はなかったようでした。

 

看護師さんからは、退院先として考えている施設について、

 

よく検討するように、と言われたそう。

 

唯一治療を継続できる施設だけれど、

 

月に1回、家族が大学病院に診察に連れて行くことになり父のフォローも負担が大きくなることや、金銭的にも負担が大きくなることなどを言われたようでした。

 

兄からのメールでは、父はその施設よりも、もともと検討していた特養を考え始めているような内容だったけれど、

 

父はこの日に母は回復はしないということが分かり、

 

それならばその施設ではなくてもいいのではないかと考えたのかな、と・・・

 

父は、母が食事も摂れるようになったら歩けるようにリハビリをする、ということが頭にあって、抗がん剤治療をしたら、病気が良くなる、という未来を想像していて、

 

そんな父に、薬が効かない癌細胞が増えていったら、もう治療法はないって主治医から言われていたよね、と伝えてはいたけれど、父は治ることを期待していて、その言葉は父には届いていなかったのだと思いました。

 

父を見ていると、

 

病気を治療して治ることを信じる気持ちがすごく伝わってきていたから、

 

この日父は大きなショックを受けたのだと思うと胸が痛みました。

 

病院から退院先を決めるように言われているけれど・・・

 

母の状態を見ずに決めることは難しく、面会をして、それから考えることにしました。

 

同時に、母に会えることは嬉しいけれど、状態が良くないかもしれないことを覚悟しなければいけないと・・・