ルツェルンからチューリッヒまでは、車で割とすぐです。
今回はちゃんと地下の駐車場に車を止めました。路上駐車は苦い思い出があるからね。
まずはグロスミュンスター教会へ行きます。
ここは16世紀に、宗教改革のツヴィングリがいたことで有名な教会。
教皇制度の離脱を求めて戦い、ついには勝利して、教皇制度から離脱を果たした教会なのです。
こののち、スイスやドイツの宗教改革につながっていきます。
まずはツヴィングリの像を写真に撮ろうと思って、行ってみると…あれ?
かつてはこの台の上に乗っていたツヴィングリがいなくなっている・・・
そして、肝心のツヴィングリは、下におろされて洋服を着せられておりました。
とほほほ・・・なんだこれ。
ロマネスク様式の、双塔の教会が目印です。
15世紀に建造され、いったん火事の為焼失、現在のものは18世紀に再建されました。
かつて、カール大帝が三名の殉教者のお墓を見つけて、その場所に建設したものといわれています。
残念ながら、グロスミュンスター教会はこの日閉まっており、中を見学ができませんでした。
次は橋を渡って、フラウミュンスター教会に行ってみます。
このフラウミュンスター教会は、シャガールのステンドグラスがとても有名です。
フラウミュンスター教会は、前述のカール大帝の孫にあたるルードヴィッヒ王の娘、ヒルデガルトによって853年に建てられた修道院が前身です。
ゴシック様式の代表的な建物として12世紀から15世紀に建てられました。
以前行った時には、教会に入るのは無料でした。
今回は入場料とオーディオガイドがセットになって、お金が必要となってしまいました。いつからかな?
このシャガールのステンドグラスの前で静かな時間を過ごしましたが、今は残念ながら写真撮影不可、
シャガールのステンドグラスといえば、マインツでもシュテファン大聖堂に行きました。
フラウミュンスター教会のシャガールのステンドグラスは、ブル一色ではなく、緑色と赤のステンドグラスもありました。
記念にシャガールのステンドグラスのマグネットを購入。
オーディオガイドはとても分かりやすくて、教会に飾られているステンドグラスや、様々な装飾の意味を教えてくれ、聴きごたえがありました。
このフラウミュンスター教会、
チューリッヒに行かれた方は是非見学お勧めします。
さて、これからは娘たちとランチをして、空港まで送っていきます。
娘たちはチューリッヒ空港でお別れ。彼女たちはターキッシュエアでイスタンブール乗り継ぎで羽田に向かいます。
その後私たち夫婦はもう少しだけ旅を続けます。