詳しくは調べたことがありませんが、65歳からは前期高齢者、75歳からは後期高齢者とされているようです。これはたぶん国の制度で、医療とか介護とかで差があるのではないでしょうか?まあ、私はまだ前期になりたてで、そんなことの知識もゼロに近いのです。

 

たぶん、まわりに年寄りの友だちがたくさんいれば、知りたくなくても教えてくれるのでしょうが、私にはそのような人がいません。なので、ネットで調べたりしないとまったくわからない状態ということになります。

 

さて、私も65歳でめでたく高齢者の仲間入りをしたのですが、いったいなぜ、65歳なのでしょうか?これも国の決めたことなので、しっかりとした理由があるのでしょう、たぶん。そのうちに調べてみようと思いますが、今のところ65歳から高齢者とされたことに対して、なんの不満もないので、調べる動機が弱いということになります。

 

そうなのです。不満がないどころか、満足すらしております。代表的な例をあげると、シルバーシートです。そう。電車に乗ると必ずある、例の特別席です。

 

もちろん、これまでは基本的にシルバーシートには座らないようにしてきたし、まさか自分が座ることになるとは想像していませんでした。それが、です。65歳を境に、堂々と、まるで有料の指定席のごとく、「わしの席や!」という気持ちで、シルバーシートにどかんと座っております。

 

やれやれ。年寄とは、さようにあさましい生き物です。

 

しかし、ありがたい。少しずつ足腰も弱ってきている身には、優先席があるのは、本当にありがたいのです。この特権が60歳でもなく、70歳でもなく、65歳から享受できるという国の制度。本当によくできていると思います、私は。

老いの自覚症状がはっきりと出る65歳。ここを境に、晴れて年寄の仲間入りをするというのは、私にはものすごく納得できることなのです。