酒を自らの意思で、飲まないので、タイトル通りのことはないです。
今出来るのは、冷蔵庫で冷やした水で、アイスコーヒーを作って、グビグビと飲むことぐらいです。
なので、マキアージュのエロスなグロスのようなことは無い。
スタンディングバーなんて行かないし…、
『明日、早いんですか?』
『明日、早いんですか?』
やっぱり飲み屋とか、クラブとか、行かないと、ああいう出逢いは無いのでしょうか?
ピンポーン。
『おっ、DVDがきたじょぉ…』
今日は、“ナルニア国物語”の発売日。
私は、インターホンの受話器を取った。
『はい』
『あのぉ、私、○○の友達で、△△と言います』
『へっ、な、何か?』
『あのですね。○○とお酒飲んでて、○○潰れちゃって、ここに連れてきたんですけど』
『は、はぁ。今行きます』
受話器を戻して、玄関に向かう。
ガチャ。扉を開けると、
『mtさんですよね』
『はぁ』
○○は、△△と、見知らぬ男の肩につかまっていた。
『うわぁぁい、sskだぁぁぁ』
『どうしても、mtさんの家に行くって○○が』
ヨタヨタしながら、○○は近づいてくる。
『…』
私は、○○の腕を掴み、部屋に引き入れた。
『よろしくおねがいしますね。…あっ、それと、こっちは同僚の□□君です。ちょっと、□□君も挨拶しなよ』
『どうも』
『どうも』
私は、□□にガンを飛ばされたよな気がした。
『では、おやすみなさい』
『おやすみなさい』
△△と、□□は、去っていった。
扉を閉めようとしたら、二人の会話が聞こえてきたので、閉めようとした扉を止めた。
『□□君、これで納得した。○○は、あの人と付き合ってるの!…私なら、フリーだよ』
『△△、冗談でしょ。う~ん』
『冗談じゃないのに』
・
・
・
『う~ん、やっぱり世間じゃ。変なのかなぁ』
私は、○○の靴を脱がせ、○○の手を首にかけ、○○の腰に手を回し、○○を引きずるようにベッドに座らせた。
『しっかし、相変わらずいい匂いだなぁ、○○は』
『ん~、ssk。なんら、なんら言ったかぁ』
『あぁ、酒癖悪いのか?○○ってね』
『あたしはぁ、じぇんじぇん酔ってらいぞぉ』
『酔ってんじゃん。水飲むか?』
『うん』
私は、冷蔵庫から、冷やしてある水をコップ入れ、○○の前に。
『はい、水…。って、寝ちゃったか』
○○は、いつの間にか、ベッドに横たわり、寝息を立てていた。
『化粧したまま寝ると、肌荒れるんじゃないのか?そんなに無防備に寝てると襲うぞ』
私は、そう言うと、またPCに向かい、せっせと懸賞に応募し始めた。
『いいよ』
『ん』
私は、振り返って、○○を見た。
『気のせいか?』
・
・
・
無い無い…