もう4月。


先日 母の四十九日で家族だけで集まってお経をいただいた。


本来ならその後納骨になるのだが 雪国ではまだお墓は雪の中。

戒名を墓石に彫ってもらうのも 墓石屋さんではひと冬分の依頼があるためすぐには難しい。


なので 納骨は5月になった。

桜の咲く季節にしたかったが仕方ない。


四十九日までは兄の家に毎週行って 祭壇の花を生けかえていた。


もう祭壇はないけど 遺骨があるから来週はまた母の好きだった花を持って行ってこようかな


今日は休みで買いたいものがあったので 大通まで出かけた。

街を歩いていたら 次から次へと母との思い出が押し寄せてきて涙がこみあげてきた


いつも階段を使えなかった母の為にエレベーターのあるところまで歩いたな。

この店大好きで必ず寄ったっけ。

あぁ、ここで……

また来ようねって言ってたのに…

前に欲しいって言ってたのが売ってる…


でも、もう…母ちゃんはいない 


春になったら…の約束はもう果たせない

ぽっかり空いた穴は埋まるどころか広がるばかり……


春なのに。




色々考えちゃってもやもやして眠れない夜はこちらを聞く



この方たちの奏でる音が1番好き

猫もこれを聞くと寝る