仮説づくりのステップ表で、なぜ目標設定をするか | ブログMTS

ブログMTS

コンサルタント塩川正人が経営に成果をもたらす目標達成システム=MTSの秘訣を紹介します。

ステップ表は、目標の達成イメージや達成までのドラマを仮説として描く道具です。

仮説を作る時に大切なのは、計画を作るのでなく、目標達成までのストーリーを描くことです。

自分独りの計画や仕事の構想でなく、目標達成に関わる主な人が登場するドラマとして描くことです。

ステップ表でドラマの全体像が見え、自分が何をするかの役割も明確に見えてきます。

自分の独走でなく、全員がそれぞれの持ち場で主役となる組織的展開になります。

しかも現実のリアルな仕事を描きますから、全員一丸となって「目標達成」を目指します。

このリアルなドラマの脚本がステップ表です。

脚本にしてはシンプルすぎるという人もいますが、詳細は推進表によって展開します。

ステップ表は「自分」でないと作れません。各ステップでやることや実行期間は、自分でないと決められないからです。

これによって自分の役割や主体性が明確になります。

職場全体のステップ表は、多人数の職場では、リーダーと代表者が作成し、後で全体で決めます。

ステップ表で目標を描く理由は、相手が直感で、ひと目でわかり、共感を得やすいからです。

ステップ表はリーダーシップを発揮する時に、極めて有効です。

仮説から入りますが、全員の共感と総力結集で、本気の目標達成へと進化していきます。



blog39