2010年のNHKの紅白歌合戦で、大きな話題になった「トイレの神様」を連想しますね。
歌手の植村花菜さんの、長いストーリーの歌に、日本中の人が引き込まれました。
小さい頃のトイレ掃除の思い出を語った歌でしたが、なぜ大ヒットし、紅白歌合戦に出場できた
のでしょうか。
その理由は、「トイレに神様がいる」というおばあちゃんの言葉への共感でした。
もしも神様でなく「トイレのお掃除」だったら、話題にもなりません。
ここでいう神様とは、宗教の神様でなく、日本独特の自然崇拝の神様への崇敬のことです。
日本人本来の仕事観は、仕事をお金や数字で追いかける価値観だけではありません。
結果と業績の競争だけでなく、仕事を通しての人間力や組織力を大切にします。
スキルや業績という見える世界のその奥に「頑張ろう!」と奮い立たせる何かがあります。
見えるのは形であり、理論です。その奥にあるのは、心であり感情です。
この二つを繋ぐ存在が「仕事の神様」です。
「仕事の神様」が語ることで、理と情が融合します。
「仕事の神様」がまとめることで、矛盾や混乱が整理されます。
私は 「仕事の神様」に突き動かされて、このブログを描いています。
あなたも 「仕事の神様」を意識した仕事を考えませんか。
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