日本の国債格付け(ソブリン格付け)が、下降を続け、ついに韓国(11位)、中国(12位)にも抜かれて、14位です。日本の財政悪化を、世界は悲観的に見ていることと、国際信用力の低下が止まらないという現実が、明確になってきました。
アベノミクスが日本経済を再生し、オリンピックに向けて好景気時代が始まると錯覚している人は、大きな誤算となることを覚悟しなければいけません。
世界の財界が韓国や中国を上位に位置づけた事実を、日本の政治や経済そしてマスコミは過小評価しています。
この国債格付けへの事実誤認は、安全保障関連法案を押し切った先で、日本の国際的危機を招来することになると懸念しています。 では私たちに何ができるか…。
「職場力」を強化して、経営と経済の足元を固めることです。 太平洋戦争の後、経済再生への国民運動的盛り上がりをしたのは「品質管理(QC)」運動でした。
今の日本は、経済の成熟期を超え、衰退期とさえ言われています。このまま行ったら、きっとそうなるでしょう。
アベノミクスで日本経済が再生するなら、国債格付けが良くなるはずです。しかし悪くなっているのが現実です。
日本人の最大の資産は「現場力」です。 全ての危機の現実は、現場力が衰えていることにあると、私は考えます。
このブログを読まれている皆さん、共にMTSを立ち上げましょう! MTSは、現場を「集団天才職場」にします。
60年前の日本の現場は世界一の品質管理で立ち上がりました。 今、立ち上げるのは、日本人の最大の強み「集団力」で、人間再生社会を目指す「集団天才職場」を日本中に創ることです。
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