ただいま開催中の「モネ&フレンズ・アライブ展」に行ってきました。場所はCOREDO室町1・4階の日本橋三井ホールです。特別協力は三井不動産・COREDO室町(要は全部三井不動産)という三井感の強い展示会。室町は三井記念美術館のお膝元でもありますね。
今年はフランス印象派の誕生から150周年であり、10月5日から国立西洋美術館で開催が予定されている「モネ 睡蓮のとき」の前哨戦的な位置付けとみられます。なお同展示会については、アンバサダーに石田ゆり子女史の起用が公表されており、陣営の鼻息の荒さが伺えます。
モネ&フレンズ、というとおり、ルノワールやセザンヌ、ドガといった印象派全体がフィーチャーされており、過度に“モネモネしい(注:睡蓮ばっかりという意、筆者造語)”わけではありません。
フランス・ジヴェルニーの庭を再現したフォトスポットもありました。今年は高知県北川村の「モネの庭」にも行ったので、個人的にはエモい展示でした。
絵画そのものの展示はなく、プロジェクションマッピングであり、およそ50分間座ったままで鑑賞出来ます。美術館中をうろうろしなくていいので楽といえば楽ですが、基本地べた(カーペット)座りなので、若干お尻が厳しいかもしれません。読み終わった日経朝刊でも用意しておくといい感じになるかと思います。
投影はダイナミックにクラッシック音楽を交えた動きのある感じで、最後まで飽きずにみられるかと思います。画家の名言とともに、その言葉にマッチングするような作品が展示されるのが印象的。
「モネ&フレンズ・アライブ展」の東京展は、9月29日までの会期となっており、来年1月からは神戸・三宮に移ります。日本橋室町にお越しの際は是非どうぞ。
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