最近訪問した外食店舗の実査と感想の記録です。「竹笋生」とは5月第3週頃を指し、文字通りたけのこが生えてくる時期という意味です。たけのこは生育が早いため、伸びすぎないうちに収穫しないと美味しいものはいただけません。
①上島珈琲店(UCCフードサービスシステムズ)
日本を代表する珈琲専業メーカーとして知られるUCCこと上島珈琲の外食業態・上島珈琲店ですが、個人投資家の間では優待でもらったクオカードの使い道のひとつとして高い認知度を誇ります。今回は京阪神ビルディングの保有ビルに入居している虎ノ門店に行ってきました。
2021年にオープンした3密回避型の新モデル店舗のため、パーソナルスペースがゆったりしているほか、内装も大変意匠的です。
ブレンドコーヒーのLサイズは610円(税込)でした。どこかの優待で貰ったクオカードでお支払い。
座った席はこちらです。半個室風のボックスシートで、気の利いた満喫のような設えです。電源も照明も完備で、必要に応じて机もスライドさせられます。結局コーヒー1杯で3時間位長居してしまいました。動きたくなくなる程快適です。
虎ノ門の築浅ビル路面階の高額賃料を払って、これだけ席効率の悪い店舗だと不採算だよなと思いつつも・・・UCCは非上場がゆえにこういう挑戦的な店舗設計が出来るのかもしれません。
②かつや(アークランドサービス)
割安な親会社が、割高な子会社をプレミアムを付けて買収するという、さながら“ポイズンピル”のような買防策で村上ファンドに対抗している“かつや買収事件”ですが、村上ファンドの怒りのかつや株買い増しにより、第二ラウンド突入の様相を呈しています。
それはそれとして、今回は50万食限定の「かつやの海苔弁(税込870円)」をいただきました。
ポテトサラダin厚ぎりハムカツ、赤ウインナー、海老フライ、鶏のから揚げ、ちくわの磯部揚げといった揚げ物オールスターに、申し訳程度の大きさの海苔とおかかごはんで一応“海苔弁”という体裁がとられています。期待程度には美味しかったですが、あとはフィッシュフライがあれば完璧()ですね。
③スシロー(あきんどスシロー)
迷惑動画騒動で客飛びしていたスシローですが、最近では普通にウエイティングで数十分待たされるケースが増えており、以前の賑わいを取り戻しつつある印象を受けます。この日はフェアメニューを中心にバラバラと発注しました。
訪店したのは都心店のため、黄皿150円と高額店舗でしたが、GWフェアの“赤皿→黄皿”の値下げ措置で、デカ海老(2貫)も税込150円でした。これは食べ応えがあって良かったです。
炙りにしん梅肉のせや、びんちょう大トロもフェアで税込150円でした。どちらも美味しく、良心的なプライシングだと思います。
お買い得メニューばかり発注するのも悪い気がしたのので、採算性の高そうな濃厚えび味噌ワンタンメン(税込410円)も頼みました。
スープはちゃんと海老の味がしたうえに、ワンタンの中にも海老が入っていたので良かったです。400円超のメニューなので、CPとしてはそんなに高くない印象。
以上、今回は3業態を訪店しました。機会があればまた書きます。
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