なちゅの外食実査2023・蛙始鳴 (かわずはじめてなく)。 | なちゅの市川綜合研究所

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最近訪問した外食店舗の実査と感想の記録です。「蛙始鳴」とは5月第1週頃を指し、野原や田んぼで蛙が鳴き始める頃ということを意味します。蛙は生まれてから別の場所へ移動しても、必ずもとの生まれた池に戻ってくることから「帰る=蛙 (かえる)」と呼ばれるようになったそうです。

 

①とんかつ大学(リンガーハット)

リンガーハットといえば、本流のちゃんぽん業態ととんかつの「濱かつ」が二枚看板ですが、「とんかつ大学」というマイナー業態も運営しています。今回はイトーヨーカ堂大森店に行ってきました。

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今回はかつ丼(税込590円)をオーダーしました。

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同価格帯のかつやのかつ丼(梅)とは性格の異なる感じで、どちらかというと富士そばのかつ丼に近い印象です。かつ自体も大きくなく、玉子と出汁が主張するタイプで、ご飯の量も多くないので軽くペロりと食べられます。味噌汁が付くのはウレシイですね。

 

そして訪店日は5月7日だったのですが、営業最終日でした。かつて存在した御茶ノ水店もとっくに閉店済のため既存店はゼロとなり、リンガーハットのとんかつ事業は「濱かつ」に絞りこまれる模様です。

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もう目にすることもないかと思いますが、他のメニューはこんな感じでした。お疲れさまでした。

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②よなよなビアワークス(ワンダーテーブル)

元を辿れば商船三井の水産事業という毛並みの良さを誇るワンダーテーブルは、「モーモーパラダイス」や「バルバッコア」がつとに有名ですが、本業態も旗艦業態のひとつに育っています。まずはビール、ということで10種類のビールが丸い木枠の台座にはめ込まれた「よなよなメリーゴーランド(税込5,500円)」を発注しました。

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外周にはよなよなの定番ビールが並んでいるものの、中央にはお正月の福袋等でしか取扱いのない“ハレの日仙人”が鎮座しています。

 

“まわれまーわれメリーゴーランド~”ということで、久保田利伸の流れでシャウエッセン・・・・ではなく、「窯焼き 職人ソーセージ(税込2,220円/3本)」です。しっかりザワークラウト付きで、メニューがビールに最適化されてます。

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こちらは「半熟玉子のごろごろポテトサラダ(税込:750円)」です。インカのめざめ、熟成メークイン、メークインの3種の芋を使用しており、甘みがあって美味しかったです。

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③コメダ珈琲(コメダホールディングス)

久しぶりに朝食時間帯に訪店したので、無料モーニングにありつけました。いつものトースト以外に見慣れぬ「ローブパン」が選択可になっていました。

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アメリカンコーヒーたっぷりサイズ(税込660円)とともに、ローブパンと安定のゆでたまごを選択します。

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コメダは外食業というよりは卸売業であり、昨年はFC店へのコーヒー豆やパンの売価を値上げしたため(その前後でFC店が最終顧客に値上げして転嫁)、この緩和策として顧客付加価値を向上しにいったものとみられます。ローブパンは「シロノワール」と同じ食材のパンで、ふわふわで美味しかったです。

 

以上、今回は3業態を訪店しました。機会があればまた書きます。

 

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