三井不のガーデンホテルと双璧のデべ系ホテルと知られる菱地所傘下のロイヤルパークホテルズですが、昨今では“キャンバス”というデザイン重視のホテルラインを積極展開しています。今回は2021年に開業したばかりの本邦初の高層ハイブリッド木造ホテルである札幌大通公園に宿泊しました。
1Fにはオールデイダイニングがあり、最近ではよくあるモダンなテイストの内装ですが、店先の目を引く場所に立派なワインセラーが据え付けられており、“映え”が徹底的に意識されています。
2Fはフロント兼ロビーです。そのままバーフロアに直結しており、なんとDJブースがあります。最近の銀座コリドー街にも開業したキャンバスも同様の感じですが、外部ゲスト利用を想定したコリドー街よりはギラつき度が低く落ち着いた印象です。札幌なのでディスプレイのウイスキーもニッカ瓶多めです。
室内入口はこんな感じです。間接照明を用いたお洒落な号室表示。
室内はこんな感じです。木造ホテルをウリにしてるので、全体的にウッディ調の設えです。ベッドは最近はよく見るハリウッド式小上がり布団敷き(という名称なのかどうかは不明)であり、仲良くする時はくっつける系のやつです。
アナログ盤のレコードもあります。ぼっち宿泊でムーディーにする必要もなかった()ので、めんどくさいので再生しませんでしたが、オシャンな設備だと思います。
水回りはこんな感じです。此方もウッディなシート貼りをしている以外は普通ですね。
宿泊日は休前日でしたが、私のADR(n=1)は11千円弱でした。大通公園時計台近く&超築浅ということを考えると安いと思います。札幌のホテル市況は急回復していますが、この手のツインはかなりの数が市場にあるので、稼働率の戻りのわりにADRの戻りは緩やかなのかもしれません。
キャンバスは、銀座に2軒(8丁目、コリドー)あるほか、名古屋、京都二条、北浜、三宮、中州と主要都市に存在します。館によっても結構テイストが異なるようですので、機会がありましたら是非どうぞ。
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