なちゅの外食実査2023・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)。 | なちゅの市川綜合研究所

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最近訪問した外食店舗の実査と感想の記録です。「鶏始乳」とは2月第1週目の頃を指し、鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃という意味で、この頃から産卵率が夏にかけて上昇していくそうです。

 

①はなの舞(チムニー)

チムニーは2012年に酒類販売大手のやまやに買収されています。当時のTOB価格は@1,500円を超えていたため、結果として高値掴み案件となり、新型肺炎禍では▲64億円ののれん減損を強いられています。ちなみに、2018年には老舗の「つぼ八」をやまやと共同買収して持分法適用会社に収めています。

 

この日は旗艦業態の「はなの舞」を訪店。ビールはブルックリンラガーや富士燦燦、ギネスなど、およそチェーン居酒屋とは思えない気合の入ったネームが揃っています。

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刺身三点盛はこの内容で税込1,529円でした。いくら鮪有りとはいえ、完全にインバウンド価格・・・品質も価格も庄や(大庄)の圧勝といった感じですね。

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個人的な好物である茄子の一本漬けは税込506円。

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はなの舞は家賃の高い好立地店舗でも店内に土俵を作ったり、大箱の宴会場を維持したり、高単価の刺身にフォーカスしたり・・・と、“インバウンド全振り”の店舗構成をしていたので、新型肺炎禍での打撃が大きくなりました。日本人客が飛んでしまうのを覚悟した上で、プライシングによる採算改善くらいしか打ち手が無い印象です。

 

②町田商店(ギフトホールディングス)

個人的には家系はそれほど好みではなく、二郎系(豚山)も年1回でいいかな・・・といった感じなので、ギフトの優待券消化には難儀しており、一食も食べないまま“お化け”になってしまうことが多いです。が、この日は意を決して飲み会帰りの酩酊状態で町田商店に立ち寄りました。確実に太るやつですね。

 

今回はネギチャーシューメン(税込1,190円、優待コード使用で免費)を発注しました。

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券売機のどれでも好きなメニューを選べるので、貧乏性な私は食べたいものより、高いものを選びます(笑)。自家工場製のチャーシューはほろほろして美味しかったです。スープの方は特にコメントなしです。

 

町田商店は豊富な調味料群も魅力的ですが、使ったことないです。家系の道は奥が深そうです。

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訪店は遅い時間でしたが、お客さんは入っていたので安心しました。やはり飲み会が復活すれば、他律的にラーメン屋も回復するんだな・・・という印象です。

 

③はま寿司(ゼンショーホールディングス)

回転寿司3強の中では相対的に行くことの少ないはま寿司ですが、出先でたまたま見つけたので実に数年ぶりに訪店。

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何は無くともとりあえずまぐろ・・・ということで、単品(税抜100円)と三種盛り(150円)を発注します。今時100円皿でまぐろが提供できるのには素直に感動です。

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限定メニューの広島産カキフライ軍艦(税抜150円)です。広島産で、タルタル・レモン片付きでこの値段は優秀だと思います。

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まぐろレアステーキ、豚汁、フライドポテト等もいただきました。回転ずしチェーンでは豚汁の取扱いが無いことが多いのですが、そこはゼンショーグループということですき家の豚汁と同じものが出てきました(笑)。

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はま寿司は総じてシャリが小さめではありますが、値段を考えればかなり満足出来ました。巨大なゼンショーグループのマーチャンダイジング(仕入)の力量もあろうかと思いますが、この内容だと利幅が相当薄いとみられるため、そろそろ値上げされると思います。

 

以上、今回は3業態を訪店しました。機会があればまた書きます。

 

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