リニューアルした国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ」展を訪問しました。 | なちゅの市川綜合研究所

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上野恩賜公園内にある国立西洋美術館/NMWA、に行ってきました。運営は独法の国立美術館(他に近代美術館、新美術館等も運営)であり、2020年から新型肺炎禍対策や法定改修工事等による休館を強いられていましたが、本年4月より開業しています。建物は本邦唯一のル・コルビジェ作品として世界文化遺産に指定されています。

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今回は改装記念企画展「自然と人のダイアローグ」を鑑賞しました。他主催者はNMWA、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション、特別協賛はキヤノン、協賛は凸版印刷ほかとなっています。

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NMWAは川崎重工業(当時は川崎造船)の創業者であった松方幸次郎のコレクションが源流となっており、それらの作品は第二次大戦後にフランスに接収されていたものの、収蔵専用の美術館を建造すること等を条件に寄贈返還を受けたことに由来しています。

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おなじみ印象派の巨匠、クロード・モネの「舟遊び」です。モネのアトリエから直接購入した作品です。NMWAのモネの収蔵数はポーラ美術館の19点に次ぐ16点を誇り、日本で第2位となっています。

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此方は現代芸術ですが、ゲアハルト・リヒター「雲」です。ポーラ美術館に同様にモネと並べて展示しています。足許でも近代美術館/MoMATでリヒター展を開催していますが、昨今の美術界隈の“リヒター推し”には凄いものを感じますね。

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ルノワールの「オリーブの園」。場所は南仏プロヴァンスとされていますが、幸福の画家とも称されるルノワールらしい鮮やかな暖色が映える作品です。

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ポール・シニャックの「サン=トロペの港」と「ポン・デ・ザール橋」です。シニャックはスーラと並ぶ新印象派の巨匠で、点描法に特徴があります。前者がNMWA蔵、後者がフォルクヴァング美術館蔵。

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此方はポスト印象派のセザンヌの「ベルヴュの館と鳩小屋」と、ゴッホの「刈り入れ」です。私はセザンヌの方が好みなのですが、ゴッホの絵の前にだけは黒山の人だかりが出来ており、日本でのゴッホ人気は凄いな・・・と改めて思いました。

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「自然と人のダイアローグ」展の会期は9月11日までとなっていますので、ご興味のあられる方はお早めにどうぞ。

 

※おまけ:屋外展示のロダン「考える人」。

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