最近訪問した外食店舗の実査と感想の記録です。「涼風至」とは8月第2週頃を指し、日中こそまだ暑いものの、夕暮れになるとどことなく涼しげな風が吹き始める頃のことです。
① スープストックトーキョー(スマイルズより分社化済)
三菱商事の外食サービス事業ユニット所属の遠山正道氏が同社初の社内ベンチャーとして立ち上げたことでも有名なスマイルズのスープストックです。ちなみに、同じく三菱商事発の総合外食企業であるクリエイト・レストランツ創業者の岡本晴彦氏もこの事業の立ち上げに関わっています。
同社は新型肺炎禍のおうち需要を捉え、冷食でも一定の成功を収めています。こちらはオリックスの優待Aコースで貰った当社きっての看板商品「オマール海老のビスク」の冷食品です。
優待品は大量に来たので、純正の陶器カップを実店舗で買ってきました。他方、パンはタカギベーカリーの純正・冷凍品で、こちらはセットに同梱されてきたものです。
ここまで再現性を高めると、ほぼ店と同じ感覚で美味しくいただけました。普通に買うと冷食でも結構お高いのだけが難点。
②スシロー(あきんどスシロー)
相次ぐおとり広告事件発生のため、急遽訪店したところ、12時丁度の訪店でもテーブル席待ち時間ゼロといった具合。さすがにあれだけネガティブ報道されると影響がでますね・・・。
まぁスシロー側としても日本市場の客はあれこれ我儘なくせに、円安と魚価高騰も十分に転嫁できないので、そのうち国内はまともに相手にしなくなるんじゃないかな・・・と心配しています。
訪店したのは最新型都心店だったため、席の手前で分岐する専用レーンが既に設けられていました。慌てて取らなくても、流されないので大変便利です。さすがはテクノロジーのスシロー、産業化が進んでいます。
フェアメニューの「マーラー風味赤海老揚げネギ包み」と「数の子松前漬け」です。どちらも税込132円ですが、普通に美味しかったです。
すぐるコラボの「まぐろビッグカツ」なる珍妙メニューもありました。これは外袋の“映え“用商品という感じ。
最後はスシロー影の名物「北海道バニラアイス」で締めます。これは安定しているので、毎回食べます。
私はスシロー大好きマン・・・というわけではないのですが、値上げしてなおこの値段でこの品質なら十分満足と考えています。くら寿司もまた然りですが、これまで異常に安かったので、人々が過剰に反応しているだけなのかな・・・と。
③松のや(松屋フーズ)
行動範囲には松屋しかないので、普段は牛丼とカレーにしかありつけないのですが、久々に松のやを見かけたのでふらっと入店。
「松のやのロースカツカレー(税込550円)」をオーダーしました。
「カツカレーが税込550円?CoCo壱は言うまでもなく、かつややC&Cよりも安い!」と思って二度見したら、どうやら夏季の一週間だけ80円引きのようでした。正価の630円でも十分安いです。
国内とんかつ市場はフライヤーの性能進化でアークランドサービス(かつや)が価格破壊してしまったので、プライシングが全部それに引っ張られてしまっているような印象です。消費者としては有難いのですが・・・デブ活ばかり捗るという“諸刃の剣“。
以上、今回は3業態を訪店しました。機会があればまた書きます。
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