最近訪問した外食店舗の実査と感想の記録です。「桃始笑」とは2月第2週頃を指し、桃のつぼみがほころび、花が咲き始める頃のことであり、昔は花が咲くことを「笑う」と表現していたようです。
①喫茶室ルノアール(銀座ルノアール)
店舗自体はおじさんと喫煙とセールス場所(笑)としてのイメージが強い一方、企業体としては富士そばと並んで専ら“地〇げ屋”の印象が強いルノワールです。駅前一等地の古ビルに好んで出店し、時には億単位の受取補償金を営業外で収益計上しています。
今回は「ウインナーコーヒー/税込800円」をいただきました。
今更ですがウィンナーコーヒーはオーストリアのウィーンで飲まれているウィーン方式という意味で、シャウエッセンみたいなものは入っていません。本来はコーヒーの熱を冷まさないための蓋をするための役割のようですが、アイスを頼むと全く意味が無いので、単なるコーヒーフロートの亜種って感じですね。ホイップは美味しかったです。
②スシロー(FOOD&LIFE COMPANIES)
久々に行きましたが、休日の12時台でも殆ど待たずに入店出来ました。「あれれ?何だかおかしいな・・・」と思ったのですが、全般的に値上がりしているのを見て直ぐに状況を理解しました。実際、スシローの海外事業は好調であるものの、国内事業は昨年秋口から前年割れしている月が多く、やはり既存店の客が飛んでいるようです。
限定メニューの釜揚げ生しらすと、野沢菜巻き(税込110円)です。何とか原価を抑えて、目新しさを出しにいってる苦心のメニューと推察されますが、お味の方は満足できました。
一貫330円(税込)の高額メニュー、気仙沼産のフカヒレです。此方は私が食べてないので写真だけです。私は根が貧乏性なので、スシローに行っても大体100~150円程のお皿しか選べません。いったい何時になれば躊躇なく高い皿を食べれるようになるのでしょうか・・・。
全般的にシャリもネタも小さくなった上に値段が上がっている印象で、去年のような一過性の追い風要素で魚介類を大量に安く買い付けるということが出来なくなると、苦しいのかなと感じました。ただこれはスシロー個社のせいというよりも、日本の購買力が無くなって(要は国力が落ちて)、本邦の商社が海外勢に魚介類を買い負けてしまっていることが遠因とみられます。スシローは自前で養殖とかもしているので、何とか踏ん張ってほしいですね。
②テング酒場(テンアライド)
居酒屋企業きってのホワイト企業として名高いテンアライドの廉価業態「テング酒場」を久々に訪店しました。天狗名物のオリジナルビール「ビアブラウン」が新型肺炎禍のあおりで提供中止となっているのが残念でしたが、瓶ビールが赤星大瓶だったのでそれで満足です。
以前よりメニューが限定されていたような印象もありましたが、あまり値上げされた形跡もなく、大衆居酒屋として期待されるラインナップを一通り押さえているので、使い勝手の良さは変わらずといったところです。
以上、今回は3業態を訪店しました。機会があればまた書きます。
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