「きっと こんな僕でも たぶん うまくやってるほうさ~♪(※)」と思って、SNSに目をやると空前のパフォーマンステロが繰り広げられており、折角のいい気分が雲散霧消してしまった個人投資家の皆様におおくりする“立ち食いそば”カテゴリー、累計143店目の紹介となります。
(※CHEMISTRY 『FLOATIN'』2003年)
さて今回は東武東上線・川越市駅、徒歩1分の「笠置そば」に行ってきました。場所は駅のロータリーを出て、ぐるっと右手側に回って西武線の本川越駅方面に歩くと程なくしてあります。本川越駅から歩く場合は西口を出て、ロータリー横のセブンイレブンや明光義塾を目印に道なりに5分程進むと左手にあります。
今回は海老かき揚げ天そば(480円/税込)をオーダーしました。
麺は生(なま)そばの都度茹で方式であるほか、天ぷらも都度揚げのため待たされますが、全てが出来立ての状態で提供されるため、完成度高めです。土佐産の鰹をふんだんに使っている出汁はやや甘めの仕上がりで、塩分さえ気にしなければ飲み干してしまうような優しい味わいです。かき揚げも火傷しそうな熱さではあるものの、タネも揚げ方も確りしているので、崩れにくいのが特徴です。
奈良の笠置山麓から命名された「笠置そば」はチェーン店であり、門前仲町の深川店に次いで2度目の訪店となります。チェーン店といっても基本はFCなので店舗個性が強く、茹で麺提供の「富士そば」や「小諸蕎麦」といった大手チェーンとは一線を画しています。深川店も立ち食い蕎麦とは思えない程ハイレベルでしたが、運営主体が違う川越店も、かなりのレベルにあると感じました。
他のメニューはこんな感じです。セットのご飯ものを含めとにかく種類が多く、それでいて春菊天やニシン、ごぼう天といったカバーされていると嬉しいところもキッチリ押さえています。
年越しの季節のため、蕎麦が店頭販売されていました。一定の品質があり、生そばだからこそ出来る技ですね。
川越市にお越しの際はぜひどうぞ。来年も蕎麦が美味しく召し上がれますように(銀だこ顔