南房総の鋸南町にある保田漁協が直営している海鮮食堂「ばんや」を訪店しました。当方はかつて千葉県に在住していたこともあり、もう何度目かのリピート訪店となります。TVの旅番組でも年がら年中紹介される言わずと知れた超人気店です。
東京から車でアクセスする場合は、アクアライン→富津館山道(鋸南保田IC)経由の国道128号線南下で約90分、電車の場合はJR内房線・保田駅から徒歩15分の距離にあり、東京からは延べ2時間ほどの“時間距離”です。
駐車場は300台程収容できるようであり、客席も宴会場のようにだだっ広いですが、それでも余裕で満車・満席状態となり、殆どのケースで数十分は待たされることが多いのですが、この日はアイドルタイムを狙っていったので僅か2組待ちで難を逃れました。ちなみに『ばんや』の由来は漁師の作業小屋兼宿泊所であり、漢字では『番屋』と書くそうです。そういえばそんな名前の居酒屋チェーンもありますね。
保田漁港は、浦賀水道に面した豊かな漁場を有しており、沖合の設置している定置網で数トン~数十トンの様々な魚を捕獲しています。本日のネタ帳を見るとコショウダイ、ウスバハギなどちょっと珍しい魚も見受けられます。
店内に入るとおすすめメニューが一覧展示されています。個人的にはまだまだ揚げ物大好き30代(実は牡蠣も生よりフライが好き)なのでお手頃なミックスフライ定食に惹かれたのですが、さすがに漁港では鮮魚を優先すべきと考え、安牌の刺身や寿司を中心に選びます。
こちらが屋号を冠した「ばんや寿司」、1,200円です。ネタが新鮮なのは言うまでもありませんが、ネタとシャリがどれも大振りな“房総寿司”で食べ応え抜群です。ネタはワラサ、マグロ、サワラ、サーモン、イカ、タイ、アジ、海老、タチウオの9種です。
当店名物のイカのかき揚げ(700円)と、刺身定食6点(1,500円+ご飯セット250円)です。イカのかき揚げはイカがたっぷり入った手のひらサイズの大きさのものが4枚も提供される爆安メニューです。とんでもない量なので持ち帰りも出来ますが、パックは有料(20円)となります。
ばんやには日帰り温泉や宿泊施設が併設されているほか、朝5時頃に行くと定置網漁の見学もできるようです(大人2,000円、小学生以下1,000円)。
南房総にお越しの際にはぜひどうぞ。
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