JR土浦駅ビルはPLAY atreというレジャー性を志向した新型atreとしてリニューアル開業しており、星野リゾートの若者向け新業態ホテル、「BEB土浦」がキーテナントとして入居しています。
これまで土浦市といえば専ら全国三大花火大会に数えられる花火と生産量日本一を誇るレンコンで町おこしを図ってきましたが、昨今ではカレーと廃線となった筑波鉄道の路線跡地を活用したサイクリングロードによる自転車観光(サイクルツーリズム)を全面的に押し出しており、その潮流に呼応したホテルです。
ロビーには若者達がたむろできるようなスペースが配されています。深夜には照明を落としてダイニングバーのような雰囲気となり、実際に此方ではスミノフなんぞを飲みながら楽しそうにジェンガに興じる若者達を見ました。青春ですね。
各階共用部には自転車のメンテナンススペースがあり、工具などが一通りそろっています。
室内はこんな感じで、手持ちの自転車をかけられるようなラックが壁に配されています。
バスルームが部屋中央に配され、スケスケのガラス張り仕様になっています。BEBのコンセプトが「居酒屋以上、旅未満」なのですが、「友達以上、恋人未満」の世界線すら軽々と突破しにいくポテンシャルを感じます。
なお、別日に他のタイプの客室にも宿泊したのですが、その時の部屋のバスルームは所定の水回りの位置にあり、スケてもいませんでしたので、ご安心(何を)いただければと思います。
ホテルにはレストランが無いのでモーニングは同じatre内のバルニバービ運営業態、スロージェットコーヒーのお世話になります。atreにはバルニバービが複数業態出店しているので、株主の方は優待券の使いでがあろうかと思います。
いまは新型肺炎禍ということもあり、一応は星野の名を冠するホテルながらも、リミテッドサービスホテルということもありADRは1万円にも届いていないとみられますので、安く泊まるチャンスだと思います。東京(上野)から約1時間、駅上で便利な“星野”ですので、筑波山・霞ヶ浦観光を兼ねて宿泊してみるのも一興かと思います。
土浦にお越しの際はぜひどうぞ。
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