普段の祝日とは異なり、相場のあるお盆休みであることをいいことに決算プレイに手を出し、要らんトレードで余計な火傷を負ってしまうお茶目なサラリーマン投資家の皆様にお贈りする“立ち食いそば”カテゴリー累計136店目の紹介となります(今回はそば屋ではなくうどん屋です)。
さて今回はJR中央線、京王井の頭線吉祥寺駅徒歩1分「いぶきうどん」を訪店しました。
場所は吉祥寺駅のJR西口改札(アトレ本館口)を出て、アトレ館内をひたすら三鷹方面に向かって出口を出ると、道路を挟んですぐ目の前にあります。黄色い看板の視認性が高いためすぐわかります。
今回はいぶきスペシャル(790円/税込)をオーダーしました。
スペシャルはいわゆる「全部乗せ」であり、玉子天、ちくわ天、まいたけ天、とり天、えび天が付いてきます。客の回転が速い丸亀製麺では揚げたてが提供されることも多いですが、当店の天ぷらは一部のタネを除いて“オーダー都度揚げ”のため、確実にアツアツの状態が保持されています。例えば丸亀製麺はとり天に定評がありますが、当店は出来立ての分、その上をいく高品位なとり天でした。
肝心のおうどんについては、麺自体は丸亀製麺より多少固め(日によっても異なる模様)で、出汁は本場に忠実な讃岐うどんのため薄めといった具合でした。薄味な分、出汁のいりこが存在感を放っていて、普通のチェーン店では味わえない旨味の効いた一品に仕上がっています。なお、当店は無料の薬味にネギ、天かす、しょうが、いりこ(現物)が用意されており、更にいりこ感を強めることも可能です。
いりこは香川県観音寺市にある伊吹島の“伊吹いりこ”が使用されており、大変なこだわりが感じられます。
他のメニューについては以下のとおりです。舞茸天が人気のようですが、ちくわ天たまご天といった定番の組み合わせもあり、著名讃岐うどん店「竹清」の人気メニューを当店で疑似的に再現することも出来ます。
なお、この「いぶきうどん」は大資本であるトリドールの運営でありながら、ホームページにも掲載されておらず、パイロット店舗的な位置付けとみられます。また、券売機店のため同社の優待券は使用出来ないものとみられます。当店は大阪の天神橋筋六丁目や十三にも店舗があったものの既に閉店しているほか、関東2店目となる三井物産本社再開発のOtemachi One店も速攻で閉店しているため、残すはこの吉祥寺店のみとなっています。
吉祥寺にお越しの際には是非どうぞ。優良店です。
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