弊ブログをご覧いただいている方のボリュームゾーンは昭和50年代生まれの方かな、と勝手に想像しますが、50年代後半生まれの当方も「J-POPといえば小室ファミリー」、の世代です。丁度、小学生後半の頃から流行りはじめ、中学生の頃に自分的にも流行りのピークが来たように思います。
中でも私が最も好きだったのは、当時一世を風靡したglobeであり、女性ヴォーカル1人に男性2人というAVEX保守本流の男女混成ユニット(今だとAwesome City Clubかな？)で、そこに飛ぶ鳥を落とす勢いの小室哲哉氏がおんみずから参加するのですから流行らないわけありません。JR東日本のskiskiの「DEPAETURES」を引っ提げて発売した1stアルバムの「globe」は、ミスチルの記録を破って初の4ミリオンの金字塔を打ち立てたことでも知られています。
このアルバム、シングル曲ではない「Regret of the Day」あたりも名曲なのですが、中でも「Precious Memories」がアルバム収録曲としては屈指の名曲だと思います。中学生の当時はなにかと派手なシングル曲の方ばかり目が行って、なんでこんな地味な曲入ってるんだろ・・・と思ってよく飛ばしたりしてたのですが、歳を重ねるごとにこの曲の重みが感じられるようになりました。以下歌詞の抜粋。
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♪「オフィスビル すりぬけて今日も 一日が終わって クーペタイプの疲れたシートに座って カーステレオから slow dance そして切ない love song 時々 ふっと思い出すprecious memories」♪
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この辺は社会人になってみないとわからない感覚ですよね。一日を何とかやり過ごして、やっと自宅のソファで一息つく瞬間にふと色々思うことはあります。
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♪「階段をかけのぼって ヒールもだんだん はかない アドレスのデータもほとんど 使わない人ばかりになる 週末ばかり 気になって 今もそんな 話題がでてる だけど ふっと思い出すprecious memories」♪
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仕事絡み以外の人はどんどん疎遠になりますよね。普通は友達なども減る一方です。
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♪「懐かしくても 会えずに どこにいるかも理解らずに偶然 街ですれ違っても気付かずに お互いの道を目指してる」♪
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最近はFacebookや「知り合いかも？」のせいで意図せず知ってしまうこともありますが(笑)、基本的には学生時代のクラスメートなどは何をしてるのかわかりません・・・というか、自分と自分回りで手一杯なので、そこまで興味も回りません。20年に1回くらいなら飲みに行っても面白いのかもしれません。
まぁそんな感じで不惑と呼ばれる歳が近づくにつれ、この歌詞の深みや重みが理解出来るようになってきたような気がします。普通にいろいろと動画も落ちていますが、amazonプライムでglobeのライブが2種類位ありますので、そちらでお楽しみいただければと思います。
株ではなくglobe(と当時の小室サウンド)について、当方と広く浅く語りあいたいという方は、“コロナが落ち着いたら”個別ご連絡いただければと思います。本当は軟式globeについても書こうと思ったのですが、長くなってしまったのでこの辺で。
(おわり)
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