普段はシニア層に強い地味な百貨店(失礼)として名高い京王百貨店ですが、新春に開催されるこの駅弁大会に関しては、数ある百貨店催事でも異彩を放つ大人気ぶりであり、新宿周辺のワーカーや京王線沿線の住民に新春の訪れを感じさせる名物企画となっています。
本大会は毎年1月中旬に14日間ほど開催され、TVなどでも盛んに放映される序盤はマジで激混みとなりますが・・・新型肺炎禍の今年は序盤でも空いてました。訪問した時間も夕方で遅かったというのもありますが、入場制限のための整理券も発券なしで即入場出来ました。
戦利品は以下のとおりです。表記の価格は全て税込です。函館本線・旭川駅の「かに四種盛弁当」、1,380円です。
かにの王様「たらばがに」にくわえ、定番の「ずわいがに」、「毛がに」と通常は弁当に向かないとされる「花咲がに」もセットになった豪華四種盛です。
東海道本線・神戸駅の「神戸ビーフ肉めし」1,600円です。
通常は他の牛肉を使ったローストビーフ方式ですが、この駅弁大会においては高品位な神戸ビーフ版で販売されています。数あるブランド牛の中でも、押しも押されぬ世界ブランドに成長した神戸ビーフをお手頃?に味わえます。
北陸新幹線・富山駅「富山の春色 蛍いかの釜飯」、1,200円です。
富山湾に春の訪れを告げるほたるいかを中央に配した釜飯です。富山湾における旬の時期は4月~5月ですが、通年で漁獲できるようです。
奥羽本線・米沢駅の「米沢牛赤身ステーキ弁当」、1,980円です。
米沢牛の赤身がレアで焼き上げられており、見た目にも美しい一品です。ステーキというよりも、ローストビーフにも似た感じですが、脂っこくないのが特徴的です。
最後は、函館本線・森駅「いかめし」780円です。
年々値上がりしていますが、今年はお値段据置きでした。
ちなみに、本大会でのお支払いは「全国百貨店共通商品券」ではなく、色々な会社から優待で貰うVISA、NICOSといった信販系のギフトカードを使用しています。信販系のギフトカードは額面1,000円以上であり(※500円額面も存在する)、お釣りが出ませんが、駅弁は大体1,000円以上するケースが殆どなので、端数を現金払いする形で問題なく使用できます。
駅弁大会は20日(水)までやっていますので、お近くの方は是非どうぞ。第56回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会@京王百貨店・新宿店(※リンクしています)。
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