【仙台】まさかの第一興商系の立ち食いそば、「CELTS」に行ってきました! | なちゅの市川綜合研究所

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「特定口座・源泉あり」で年末恒例の損出しクロスをしていたら結構な税金が戻ってきて、単に余計に払ったものが戻って来ただけなのに、さながら年末調整のようなお小遣い気分に浸ってしまう個人投資家のみなさんにお送りする新カテゴリー、“立ち食いそば”累計130店目の紹介となります。

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さて今回はJR東北本線・仙台駅徒歩3分の「CELTS(ケルツ)」に行ってきました。場所は北口を降りて、PARCO1沿いをロータリー沿いに歩き、AER横の駅前通り交差点を渡ったところにある商店街アーケードモール“ハピナ名掛丁”の入口にあります。

 

さて「CELTS」といえばカラオケ屋の第一興商が運営するアイリッシュ・パブであり、本来的には落ち着いたHUBのような店なのですが、まさかの立ち食いそば併設店であります。どうやらコロナ禍の最中でオープンしたようで、ランチ需要の取り込みを図るために急遽こういった二毛作業態として作り込んだものとみられます。

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アイリッシュ・パブの中で蕎麦を食べるのはなんだか異様ではあるのですが、この店舗に関しては商店街のアーケード入口でかなりの昼間トラフィックがあり、角地で視認性も抜群であることから、見た目を気にしなければ合理的な経営判断かなと思います。ただ折角落ち着いた雰囲気であり着席可能もなので、安い蕎麦ではなくHUBのカレーのようにもう少し高単価なものを出してもお客さんが付いてくるような気もします。

 

そんなわけで今回は「かも南蛮そば/500円税込」、と蕎麦のおともに「ハイボール/369円税込」をオーダーしてみました。

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本業ではないパブが提供する蕎麦なので、最初から期待値は低かったのですが、想像通り「いかにも出来合いでござい」といった感じのものが提供されました。蕎麦麺はその辺のスーパーで買ってきたような量産型の麺、出汁は化学調味料感が強い醤油っぽい味のものでした。ただし、付け合わせに白髪ねぎやほうれん草が乗っていた点については評価できようかと思います。

 

そして写真のとおりランチ時間帯でもハッピーアワー扱いでアルコールを飲むことが出来るようになっており、ハイボールやカクテルが30%オフでいただけます。そしてディナー時間帯の場合は逆に締めのひとくち蕎麦を無料提供している(下の写真2枚目)とのことで、それは良いサービスだなと感じました。

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ちなみに蕎麦のお品書きは以下のとおりとなります。品揃え自体はスタンダードなのですが、当店の一番凄いところは目の前に立ち食い蕎麦の専業店があり、本業ではない当店があえて競合しにきてるところにあります。後発なのに味でも値段でも差別化する気が無い当店は、さしずめ居心地重視で勝負・・・といったところでしょうか。そういえば会計の際に店員さんが、持ち帰り用に珈琲1杯サービスしてくれる旨を仰っていたので、もしかしたらそういう面で付加価値を付けているのかもしれません。

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仙台にお越しの際はぜひどうぞ。


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