新型肺炎禍で手持ちの優待券の消化を急ピッチで進めている最中の「go toイート」開始で、普段行かない非優待店へも触手を広げだした結果、実態としては「go toデブ(いわゆるデブ活)」キャンペーンと化してしまった個人投資家の皆様へお送りするカテゴリー“立ち食いそば”累計127店目の紹介となります。
さて今回はJR京浜東北線蒲田駅東口、徒歩3分の「増田屋」に行ってきました。JR蒲田の東口ということなので、京急蒲田駅からでも徒歩7分ほどで到着可能ですが、逆に東急池上線・多摩川線からは徒歩5分ほどかかるとみられます。JR蒲田駅からのアクセスは、東口を出て左手の多摩堤通りの右側を第一京浜方面(というか京急蒲田駅方面)に歩くとほどなくして到着します。
さて今回は「おかめそば/900円」、をオーダーしました。
信州産のそば粉を使用したそば麺はそばの香りを残し、コシがやや弱いものの、のど越しが良い細麺に仕上がっています。出汁は濃い目の関東風醤油味でこの手の町蕎麦屋としてはかなりオーソドックスなものです。おかめそばは中の具材が豊富なのが特徴で、なると、しいたけ、お麩、いんげん、かまぼこ、そして伊達巻が添えられています。写真だと見えませんが、かまぼこには“飾り包丁”が入れられており、この辺はさすが老舗だけのことはあるなと感心しました。
「増田屋」は著名そば店である「藪そば」等と同様に、暖簾分け方式で全国各地で200店ほど展開されているものの、経営主体が個々で異なっているため提供されるものは全くの別物です。逆に言うといわゆるチェーン店ではないので、同じ「増田屋」であっても個店による違いが楽しめるということになります。
ちなみに他のメニューは以下のとおりです。大きな海老天が1尾乗った天ぷらそばが人気のようですが、海老天1尾で1,400円、写真の2尾で2,000円というかなり強気のプライシングです。
こういう風情のあるミニ重箱に入ったカツ丼セット、たまご丼セットにも惹かれたのですが、カロリー的観点からやむなく断念しました。もうこうしたガッツリ系のメニューを躊躇なく選択出来ないあたり、加齢を感じてちょっと切なくなります。
蒲田にお越しの際はぜひどうぞ。