あきんどスシローの新業態「スシローコノミ」川崎ルフロン店に行ってきました。本業態は同業のくら寿司やかっぱ寿司、はま寿司との激しい陣取り合戦により、従来のロードサイド型での出店余地が殆ど無くなってしまってきていることから、SCのフードコート内への出店を企図して開発したフォーマットであり、京樽のような持ち帰り用の寿司の冷蔵ケースも店舗前面に配しています。
スシローコノミ専用席も10席くらいあるにはあるものの、併設のルフロン・フードコートは350席もあり、そちらで食べることが出来ます。なお本業態はスシロー系であることを前面に打ち出しているため、所管会社はあきんどスシローとなっていますが、スシロー系であることを隠している「鮨・酒・肴 杉玉」などの高級業態?については、スシロークリエイティブダイニングが所管会社となっています。
注文方法については、店頭のオーダーシートに書き込んでレジで注文するアラカルト方式となっています。SC型業態はキッチン面積が限られるため、スシロー名物の炙り系のメニューの取扱いが除外されているようです。そして思考機能が停止しているめんどくさがりの私は、3秒でランチセットを注文する意思決定を下しました。
実際提供された商品がこちらです。並盛10貫+みそ汁で740円(税別)です。
握りは漬けマグロ赤身・はまち・えび・いか・サーモン・まぐろ赤身・焼きとろサーモン・煮あなご・ほたて貝柱・あじの10貫です。通常のスシロー店よりもネタポーションの大きさが少し大きいような気もするのですが、最近スシロー店に行ってないので気のせいかもしれません(笑)。ネタの鮮度等も変わらないはずですが、プラスチックの丸い回転寿司皿に乗っていない分美味しく感じました。やはり料理において器は大事ですね。
給茶はベンダーでセルフとなっています。コップも紙コップ、とまさにSCフードコート仕様です。
ちなみに他のメニューはこんな感じとなっています。
握り6貫は400円から提供していますが、ランチでは必ずしもお腹いっぱい食事をしたい向きがいるわけではないでしょうから、多様な選択肢があるのは良いと思います。海鮮丼を取り扱っているのも特徴で、たとえば“赤字覚悟のまぐろ丼”などは、いかにもスシローっぽいネーミングセンスが光るメニューだと思います。680円ならSCフードコートでも十分戦える価格帯かと思います。
ちなみに「スシローコノミ」はこの川崎ルフロン店をはじめ、横浜ジョイナス伊勢丹食品売り場、心斎橋OPAなど全国でごく数店が稼働しています。お近くの方は是非どうぞ。
*参考記事① 2019-05-18
スシローの別業態、「鮨・酒・肴 杉玉」神楽坂店に行ってきました!
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