最近訪問した外食チェーン店舗の実査と感想の記録です。
①ロッテリア(ロッテリア、括弧内は運営会社・以下同様とする)
ロッテリアは言わずと知れたロッテグループであり、銀座コージーコーナーやメリーチョコレートカンパニー、クリスピー・クリーム・ドーナッツ・ジャパンとは兄弟会社となります。ロッテリアは現デジタルハーツ社長の玉塚元一氏が柳井氏にファーストリテイリングを追い出された時に氏の出身母体のリヴァンプとともにCIの大改革を行い、以来そこそこアカ抜けた印象はあります。今回5年ぶりくらいにモーニング時間帯で訪店してみたのですが、昨今のマクドナルド同様に綺麗な内装になっていて中々居心地が良かったです。
ロッテリアはモーニング時間帯もレギュラーバーガーを提供するのが特徴ですが、今回は290円の“たまご焼きバーガーお手軽コンビ”に80円のハッシュポテトを追加したセットを注文してみました。たまご焼きとか一瞬とんでもない色物メニューかと思いましたが、意外とイケました(笑)。
②東京チカラめし(三光マーケティングフーズ)
東京チカラめしは家系ラーメンの壱角家を運営するマックグループ(現ガーデングループ)に事業譲渡したはずなのにまだあったんだ・・・って感じですが、引き取ってもらえなかった数店舗はまだ三光MFが直営で営業しています。三光MFを大赤字体質へと追いやった張本人ですが、かつての低品質っぷりは相当程度改善しており、味・接客・クリンネスなど全ての面で良化が感じられました。アイドルタイムでも結構な数のお客さんが入っており、最初からこのクオリティで頑張ってほしかったところです。
③ベルグの4月(ユニマットキャラバン)
当店はコーヒーサービス事業を祖業に不動産からリゾートまで多角的に展開するユニマットグループの介護事業会社ユニマットリタイアメント・コミュニティ(ユニマットRC、9707)の飲食子会社、ユニマットキャラバンが運営するケーキ店です。ユニマットは持株会社の傘下にも別の飲食子会社やコーヒー事業を手掛ける会社があったりして、事業の棲み分けがかなり適当な印象ですが、基本的には非上場の同族企業なのでその辺の整理はどうでもいいのかもしれません。ベルグの4月はスイーツ専業店であり、ユニマットRCの株主優待が使用してケーキ等のテイクアウトが出来ます。現状は2店舗を構えるのみですが、東急田園都市線・たまプラーザ発のスイーツ店ということで、うまくブランディングが出来たらユニマットの力で多店舗化出来るポテンシャルはあると思うので、期待したいところです。
以上、今回は3業態を訪問いたしました。機会があればまた書きます。
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