バルニバービが昨年10月に開業した新店「L'Antica Pizzeria da Michele横浜」を訪店しました。日本語呼称は“アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ横浜”となります。当店は新港ふ頭客船ターミナル株式会社(代表企業:横浜岡田屋、JV:藤木企業、インターコンチネンタル、野村不動産)が事業主体となり開業した商業施設「横浜ハンマーヘッド」の2階フロアにあります。
実は訪店前の別日にも店頭の様子だけ見に来ていたのですが、その時は平日アイドルタイムでもそれなりに行列しており、下の写真のウエイティングシートがいっぱいだったのですが、この日は天気が良くなかったこともあり待たずに普通に入店出来ました。ハンマーヘッドはその名の通り(?)海に突き出しているので、横浜MMエリアが一望できるため眺望は良好です。寒いので外には出ませんでしたが、バルニバービ系列ではお約束のテラス席の設えもあり、実際に真冬でもテラス席を希望されるお客さんも何人か見ましたので、やはりその辺がウリなのかと思われます。
店舗のハードスペック自体の話はその辺にして、肝心のお料理です。ビールはバルニバービなので基本的にはハートランドとなるのですが、今回はイタリア産のプレミアムビール「ペロー二 ナストロアズーロ」をいただきました。ハートランドのマグ式ジョッキも好きなのですが、やはりプレミアムビールを純正グラスでいただくとテンションが上がります。
タコのマリネとムール貝の白ワイン蒸しです。私はベルギーに行って以来、ムール貝とビールの組み合わせをこよなく愛しているので、ピザのついでにいただけて良かったです。タコのマリネもタコの鮮度が良く、非常に大粒で食べ応えがあったので、こちらはおすすめの一品です(いつもや台ずしで食べてるタコさんウインナーと違う・・・って、そちらはそもそもタコではありませんが)。
「モスカート・スプマンテ・ドルチェ・・・なんとか」という、イタリアのスパークリングです。“ドルチェ”の名の通りマスカット味の甘口でした。美味しかったのですが、ここは辛口でもよかったかな。
そして看板メニューの「マルゲリータ ドッピア」です。当店ではドッピアではない通常のノルマーレとはサイズが一緒のようですが、チーズの量が倍になるのでドッピアをお勧めします(値段的差異は1,550円→2,000円)。ピザはカットされておらず、ピザカッターも無いのでフォークとナイフを駆使して切るのがちょっと面倒ですが、その面倒さを感じる程度には大盤のサイズで2人で1枚でも十分です。生地はもちもちですが軽いので見た目より重くないですし、トマトソースとたっぷりのチーズとの相性も抜群です。
「L'Antica Pizzeria da Michele」はイタリア・ナポリの地でコンドゥッロ家が開業したピッツェリアであり、創業150年の歴史を誇る超老舗です。ジュリアロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」などでも当店がフィーチャーされており、世界でも屈指のナポリピザを出す店とされています。
本邦における店舗はこの横浜店が3店目であり、1号店の恵比寿を皮切りに博多・天神にも2号店を出店済であり、いずれもバルニバービが展開しています。恵比寿店は人気店であり、まだ混みあっているかもしれませんが、お近くの方は訪店されてみてはいかがでしょうか。
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。