標題のとおりです。あくまで競馬と全く同じ感覚で、昨年9月6日に半年後の株価推移を漠っと予想していました。半年弱(5ヶ月強)ほど経ったのでここらで一度振り返りをしてみたいと思います。
なお、本エントリの作成に当たって特定のホテル銘柄を買ったり、または既に買い増していたり、または売ったりする予定があるわけではありません。そのため、強気判定をしていても私とセイムボート投資になるとは限りません。また、改めて業績のチェックなどもしていないので、私の17年の投資キャリアに基づく直感的な相場観が予想のベースとなります。凡例は【◎〉〇〉▲〉△〉×〉無印】です。見方は競馬と一緒ですが、▲や△のマークが現株価水準に対してニュートラル(現状維持)くらいのイメージです。
【株価は2019年9月6日→2020年2月14日】
株価の後のマークは対象期間における投資成果ではなく、当初の予想を示しています。
①帝国ホテル 1,999円→1,973円 △
②西武HD 1,800円→1,730円 ▲
③相鉄HD 2,776円→2,790円 〇
④藤田観光 2,683円→2,640円 〇
⑤共立メンテナンス 4,215円→4,455円 △
⑥ロイヤルホテル 1,695円→1,534円 ×
⑦R‐いちごホテル 127,200円→119,300円 無印
⑧R‐森トラストホテル 138,900円→148,000円 ◎
⑨R‐ジャパンホテル 82,000円→72,600円 △
⑩R‐星野リゾート 559,000円→540,000円 〇
⑪グリーンズ 1,350円→914円 ▲
⑫アメイズ 1,160円→1,004円 〇
⑬ABホテル 2,025円→1,749円 ×
⑭ニューグランド 2,881円→2,780円 〇
⑮ユニゾ 4,310円→5,830円 (N/R)
⑯リゾートトラスト 1,640円→1,678円 〇
⑰リソル 3,945円→4,260円 △
⑱明治海運 299円→359円 ▲
【短評】
この5ヶ月強の間に日経平均が+11.7%程度騰がっていることを踏まえると、対指数での負けっぷりが目立つセクターです。言うまでもありませんが、これは新型肺炎の影響でインバウンド需要がシュリンクしたため、百貨店やドラッグストア、家電量販店同様にホテルも株価が低迷しました。
唯一◎を付与した本命級の森トラストホテルリートは、並み居るホテルリートが叩き売りされる中で、ヒルトン小田原の取得が効いて+6.5%とそれなりのプラス幅を確保しました。ただ、相対優位として〇を付与した6銘柄のうち何とか微プラスを確保したのは相鉄HDとリゾートトラストのみで、あとの4銘柄は株価マイナスでの着地となり、この中ではアメイズが-13.5%と特に撃ち込まれた印象です。
また、▲を付与した4銘柄の中でも明治海運だけは+20.0%と“指数勝ち”したものの、-32.3%という壊滅的なパフォーマンスだったグリーンズを筆頭に、こちらも冴えない結果となりました。-3.9%となった西武HDも本来は鉄道が本業の大型株ですが、“指数負け”した上にマイナスなので、それなりにプリンスホテルの影響が大きく出ているものと考えられます。なお、×を付与したABホテルについては-13.7%、無印を付与したいちごホテルは-6.3%ということで、そちらは予想通りの弱含みとなりました(お持ちの方がいたらすいません)。
いまこの瞬間におけるセクター内での相対的な物色候補としては、西武HD(1,730円)、JHR(72,600円)、アメイズ(1,004円)あたりかなと思います。グリーンズではなくアメイズを選好したのは、グリーンズは固定賃料契約が多いとみられるため、その辺りを警戒しています。
機会があればまた振り返りたいをしたいと思います。よろしくお願いします。
*参照記事(本企画ローンチ時) 2019-09-08
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。 
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に 
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。
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