横浜の迎賓館「ホテル、ニューグランド(9720)」訪問記。 | なちゅの市川綜合研究所

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今年のお正月は横浜のホテルニューグランドに宿泊してきました。当ホテルは横浜財界を挙げて第三セクター方式で作られた由緒正しい系譜を持つホテルであり、日本を代表するクラシックホテルの一角です。設立には生糸で財を成し、三渓園・野毛山公園を所有していた横浜の大財閥である原一族が深く携わっており、ジャスダック上場企業(9720、商号には中黒ではなく読点が入る非常に珍しいパターン)である今もなお原一族が社長を輩出しています。現在の原一族の持分9.3%であり、原地所という資産管理会社の名義で当ホテルの筆頭株主となっています。

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日本では珍しいニューヨーク風の車寄せと、本館2Fホールに続く大階段です。大階段に敷かれたブルーのカーペットは当ホテルのシンボル的存在です。

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洋風のクラシックな館が一段と際立つ中庭と、「ザ・カフェ」です。ここでは「ドリア」や「ナポリタン」、「プリンアラモード」など当ホテル発祥とされる料理の数々がいただけます。あいにく満席かつ長蛇の列だったため口にすることは叶わなかったのですが、ニューグランドは本邦ホテル料理界の三大源流ひとつとされており、帝国ホテル系や神戸オリエンタル系と並び称されています。

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宿泊した部屋はタワー棟のベイビュールームでした。係留されている日本郵船氷川丸の目の前です。ベイブリッジやランドマークタワー、赤レンガ倉庫などいわゆる港町横浜が一望出来ます。巨額の費用を投じて客室改装をしたばかりということもあり、部屋の調度品は新しく、ベッド横の袖机にもUSBジャックがあったりして驚きました。

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そしてハーバービューの部屋・・・とくれば、サザンオールスターズ「LOVE AFFAIR」にも謳われたホテルバーの「シーガーディアンⅡ」です。本当はマティーニの一杯も引っ掛けたいところだったのですが、残念ながらこの日はパスして外観写真のみを撮影。

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フロントには横浜界隈の各種商業施設等の営業情報が一枚のペーパーに纏められたものが用意されていました。最近はいわゆる「働き方改革」の影響もあり、正月は営業していないところや時短営業するところも増えたので、こうしたものがあると非常に助かりますね。

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ニューグランド滞在記はそんなところなのですが、当ホテルは「日本クラシックホテルの会」なる業界アライアンスに加盟しており、ここ以外では日光金谷ホテルや、軽井沢万平ホテル、奈良ホテルなど日本を代表するホテルが名を連ねています。金谷ホテルは最近小山薫堂氏やダイヤモンドダイニング、BEAMSと組んだり新しい取り組みが増えてきているので、今度宿泊してみたいなと思います。

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横浜・山下公園にお越しの際は是非どうぞ。

 

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