今年の取組方針(投資戦略アウトルック/2020.01.01)。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
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新年明けましておめでとうございます。

 

昨年は一年を通しておおむね堅調な地合いとなり、上を見たらキリがないものの、満足のいく成果が残せた方が多いのではないかと思います。当方としても、カタギの仕事にかまけて投資の方はほぼ放置プレイ気味だったものの、それでも地合いに助けられて勝手に資産が膨れていったので、プロセスはともかく結果にはまずまず満足しています。

今年の取組方針については、私の基本姿勢である「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を大前提に、昨年よりは少し攻めてみたいなと考えています。具体的には昨年は年央を底に爆戻りした大型株に比べ、中小型株の相対的な出遅れ感があったので、その辺のサイズの銘柄を狙っていきたいなと思っています。また、グラスルイスやISSといった助言会社をはじめ、大手機関投資家が議決権行使に関して政策保有株式基準や社外役員等の選任基準を盛り込んできていることから、政策保有株式の多い銘柄(売却すれば増配やバイバックが期待出来る)や、親子上場銘柄なども狙い目になってくるかと思います。

 

そして取組方針以外の投資に対する“考え方”の部分も申し上げると、ある程度資産がスケールしてきたので、もう年率数%(ここでいう数%のイメージは5%前後)で増やして、あとは適当に配当とか優待とか貰えればそれで満足というのが本音だったりもします。今年は仕事や家庭、投資以外で自分がやりたいこととのリソース配分の最適化が自分の中での裏テーマであり、そこのバランスを取るために例えば投資のパフォーマンスがショボくなってしまったとしても、それはそれで仕方ないことかなと思っています。心身ともに状態が良好であり、仕事やプライベートその他諸々で無理が効きやすい30代もあと数年しかないので、万人に平等に与えられつつもお金で取り返すことが出来ない「時間」という唯一無二のリソースを無駄に遣わないことを心がけていきたいな、と思っています。

 

それでは、本年も弊ブログのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

 

2020年 元旦 

なちゅ

 


ご参考銘柄
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出光興産(5019) 3,030円

片倉工業(3001) 1,365円

マーキュリアインベストメント(7190) 756円

力の源ホールディングス(3561) 1,009円

日本航空(9201) 3,397円

 

※前年の参考銘柄(結果)
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エリアリンク(8914) 1,173円→1,350円

サッポロホールディングス(2501) 2,293円→2,579円

インヴィンシブル投資法人(8963) 45,200円→61,900円

フロンティア・マネジメント(7038) 1,475円*→1,451円 (*分割反映済)

一家ダイニングプロジェクト(9266) 618円*→970円 (*分割反映済)

 

 

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