最近訪問した外食チェーン店舗の実査と感想の記録です。
①ステーキガスト (すかいらーく、括弧内は運営会社・以下同様とする)
いわずと知れたガストののステーキ業態です。すかいらーくの主要業態の中でも比較的まだ新しい方という印象ですが、それでもさすがに古い店舗は数年経っているため、改装を進めているようです。久々に訪店したところ、業態ロゴ(従来は☆型だったが円形に変更)や店舗ファサードが一新されていてびっくりしました。
内装もモダンでスタイリッシュな感じになっています。客席間の仕切りの数が増えており、半個室・・・と言うには程遠いものの、ファミレスとしてはだいぶ落ち着くレベルになり、居心地が格段に改善しました。すかいらーくでは、こうした店舗改装を“リモデル”と称して、古い店舗から順に?絶賛注力中ですが、確かに改装投資するだけの価値があるな・・・と、素直に感じました。
ただ、メニューのクオリティの方は依然とさほど変わりなく、単価が少し上がったような気がします。まぁ株主の立場ではそれでも良いのかもしれませんが、お味とかその辺については今後に期待したいと思います。
②丸亀製麺(トリドール)
丸亀製麺といえば、“牛すき釜玉”や“あさりうどん”等の限定メニューがヒットすると「やっぱり丸亀のメニューは斬新だし、俺達が食べたいものをよくわかっている」などと高評価になる一方、ヒットしない場合は「最近の丸亀は高単価路線に走りすぎていて庶民に優しくない。そもそも丸亀(市)に店ないだろ」などと途端に掌を返されてしまう毀誉褒貶の落差がチャームポイントと言えます。
そんなわけで、限定メニューの“牡蠣づくし玉子あんかけ”をいただいてきました。税込で700円くらいする高単価メニューですが、牡蠣が7粒も入っているので満足出来ます。出汁の玉子あんかけの方もふわふわしており、(丸亀にしては)見た目も鮮やかな一品に仕上がっています。
また別日に“明太釜玉”を食べたところ、その日はクーポン配布がありました(写真2枚目)。うどん50円引きやかしわ天無料クーポンは普通だと思いますが、毎月1日でもないのに釜揚げうどんが半額になるクーポンも混じっていました。外食業界は何処もそうですが、こういう強力なクーポンの配布が増えるようになると、売上不振のシグナル(単なる決算対策の時もある)なので、今後も注視していきたいと思います。
③鳥メロ(ワタミ)
訪店したお店は以前はわたみん家だったと記憶していますが、いつの間にか鳥メロに業態変更していました。わたみん家も基本的には焼鳥ベースの業態で、お通しも塩キャベツだったはずなので、実態としてはあまり変わっていないのですが、やはり生ビール/スーパードライ中生が199円というのは訴求力が非常に高いと思います。
その分、フードメニューの単価は高くなっていたりするのですが、鳥メロ看板メニューである清流若どりのモモ一本焼き以外では、この各種豚肉巻がおすすめです。紅しょうが、青ネギ、レタスの3種がありますが、どれもジューシーな豚肉の中にさっぱりした具材を包み込んでおり、その加減が絶妙です。とりあえずフードメニューは随分改善しているように感じました。
以上、今回は3業態を訪問いたしました。機会があればまた書きます。
![]() |
新品価格¥2,200~ |
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。