気になる高配当銘柄の短評。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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標記のとおり、一言コメント集です。なお配当利回り順位は今日(5/17)現在のものです。

なお本エントリの内容ついてはきちんと調べていませんので、投資の参考にされる際は、

その正確性についてご自身で再度ご確認いただきますようお願いします。

 

3位・新明和工業(7224) 6.88% 〇

旧村上ファンド系のレノの揺さぶりで大増配も、レノは自社株TOB時に大半を売却して

しまった模様。今期配当は記念配部分が大きく、翌期の利回りはかなり落ちてしまうと

みられるので要注意ですが、業績まずまずなので買い安心感はそこそこ。

 

9位・日本たばこ産業(2914) 6.16% ▲

ESG投資の流れもあり、グローバルでたばこ株はウエイトを下げられがちなので、株価

の底が見えにくいのがネック。累進的に増配中であり、減配可能性は低いと思われるも

のの、他の銘柄の配当利回りが高くなってきた中で、あえてたばこ株を選好する理由が

薄れてきているのも割引材料と言えます。

 

10位・フージャースホールディングス(9904) 6.14% ◎

今期まさかの大幅減益ガイダンスで株価は急落中ですが、配当性向40%(超)基準により

大増配となる予定。足許では同じく村上ファンド系のオフィスサポートが力強く買い増しを

進めており、どちらかというとそちらを材料視。本エントリ内ではトップピック銘柄です。

 

30位・住友商事(8053) 5.68% ▲

総合商社ではいつも利回り首位級で、今期は周年記念配もつけてまさかの90円配という

ことで、“全部乗せ”状態感が強い状況。さすがに出し過ぎのような気がするので、翌期は

記念配剥落で減配可能性も。配当利回り観点では見劣りするものの、メガトン級の自社

株買い中三菱商事の方が買い安心感がある気がします。千代建リスクはあるけど。

 

33位・セゾン情報システムズ(9640) 5.63% 〇

こちらも村上ファンド系のエフィッシモCMが手掛ける銘柄として大古の昔から有名です。

かつて仕掛けた際には、親会社のクレディセゾンにシステム減損の和解金を払うという

とんでもない焦土作戦にあって返り討ちにされてしまった経緯があり、イマイチ信用でき

ない会社というイメージは強いですが、エフィッシモ側の反撃に改めて期待したいところ。

 

以上、とりあえず目についた5銘柄を挙げてコメントしてみました。高配当銘柄がかなり

増えてきたので、また時間があれば続きを書きたいと思います。ご参考までに。

 

 

 

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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に 

基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。


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