株式市場雑感(2018.2.22)。 | なちゅの市川綜合研究所

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ここ一週間くらいは日経平均だけでなく、新興株も株価の戻りが早いような気がし

ています。日経平均などはテクニカルリバウンドも十分期待出来る局面だったので、

そこそこ戻す可能性もあるかなと思ったのですが、新興株については個人投資家

の追証等の傷が深いため、戻るまで相応の時間がかかる(もしくは暫く戻らない)

と思っていたので、ここまで早く出直るのは正直予想外でした。

 

そのため私はすっかり置いて行かれ、値持ちの良い株(一部の大型株など)を処分

して突っ込んだ新興株を拾うようなこともほとんどなく、持っているものの下落をその

まま眺めて戻りを待つだけで、実質的には“何もしない”ような結果となりました。

 

これは少なからず私の負け惜しみを含みますが、この程度で調整完了とみなして、

戻り相場入りと判断し、派手に動いてリバウンド狙いするのだったら、そもそも暴落

自体を見なかったことにして、“全部持ちっぱなし→戻ってトントン”で十分なのでは

ないかとそのように考えています。勿論、投資家人情としては、暴落したならしたで、

「ここまで安いのならリバウンド狙いをして、暴落の足しにでもしてやるか」といった、

よこしまな心も生まれがちですが、そういうのは私のような投資家の時間軸でなく、

トレーダーの時間軸に近いものであり、(兼業投資家の私は特に)圧倒的に不利な

戦場で戦うことになるので、簡単に腰を上げて動くようなことは出来ませんでした。

 

ということで、私はこの戻りで余計に取っていく意向もないので、引き続き高配当株

などで守りを固めつつ(配当金は銀行振込で出金)、ただひたすらやり過ごす1年に

したいと思っています。また、年間パフォーマンスも算出していないのでよくわから

ないものの、こういう年はあまり勝負をしたくないので、パフォーマンス自体も多少

マイナスで構わないと思っています。

 

ご存じのとおり、私はリーマンの後遺症があるので、このように「石橋を叩いて壊す」

投資芸風になってしまってますが、生き残る投資が最優先なのでそれでいいのです。

 

※おまけ画像

REIT・・・・というか、インフラファンドのスクショです。タカラレーベンあたりはほとんど

下げなかったため、案の定戻りも鈍い(というかそもそも戻るような幅もない)展開です。

CREもザイマックスはタイミング悪く暴落時の上場だったので、IPO価格辺りをウロウロ

して、株価の落ち着きどころを探してる感じがしますね。

IMG_1090.PNG

 

 

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