株式市場雑感(2018.2.18)。 | なちゅの市川綜合研究所

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2月第3週はNYの反発を受け、戻りを試す一週間でした。テクニカル(騰落レシオ)

的にもそれなりに良いところまで落ちていたので、とりあえず一旦反発というところ

でしょうか。ただ、外人はそれなりに売ってきていますし、米国長期金利も上昇して

かつ円高ドル安に振れてしまっていますので、これを日銀ETF買い(先週は1回?)

と自律反発で受け止めていくのはちょっと難しいと思っています。

 

そのため、今年はやはり積極的に勝負すべき年ではなく、基本的には“やり過ごす

だけの一年”になろうかと思います。高配当株や優待株(優待株はこれだけ下がっても

まだそれなりに割高なものも少なくないので要注意、“優待新設期待株”も同様)

でインカムで耐えていく形を想定しています。

 

こういう局面になってくると、業績が良い株=株価が騰がる株、という前提もちょっと

怪しくなってくると思います。業績が良かった時に素直に株価が騰がれば良いですが

横ばいならマシで、出尽くしで売られることもありますし、それこそ業績が悪かった時

はストップ安(1~2回)まで売られるようなこともありえるので、好業績狙いの銘柄より、

見栄えのしない酷い業績で株価が底這いを続けている株の復活期待とかの方が、

下値が知れている分、逆にセーフティーな部分もあろうかと思います。従って好業績

期待株(成長株)は、順張りや押し目買いではなく、株価が理不尽な落ち方をして来た

時に散発的にパラパラ拾う程度で対応していく考えであります。

 

※昨年のIPO銘柄のスクショを載せておきます。なお撮った銘柄に意図はありません。

金曜(2/16)の終値なので、これだけ見ると全面高にもみえますが、あれだけ下げたに

しては、戻りに勢いがないなぁ・・・と感じています。

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