相場が荒ぶっているので、長文銘柄レビューを読む気分じゃない投資家さんも多い
かと思いますので(!?)、たまには目先を変えて私の好きなCM集でもご紹介します。
まず最初は日本たばこ産業/JT(2914)、です。
登場されている方は綺麗な方はニュージーランド出身のモデルさんらしいです。
でも個人的に気に入っているのはそこではなくて、商品や企業の宣伝を最小限
に抑えつつ、日本の伝統美をフィーチャーしたブランディングCMとしての完成度
の高さです。6パターン位あって、それぞれBGMアレンジが違うのもニクいです。
配当利回りが4.5%くらいになったので、ストロングバイですね(超適当)。
次に小田急電鉄(9007)、です。
小田急は箱根という超強力なデスティネーションがあるので、観光地としての
魅力を打ち出せばそれで嫌味なく宣伝になるのがよいですね。JR東海や西も
同じ手法のCMを用いてますが、BGMの「ロマンスをもう一度」との調和性など
を含めて評価すると、小田急が一枚上のような気がします。こちらは宮ノ下の
「富士屋ホテル」バージョンですが、かなり多くの種類のCMがあります。
最後は東京建物(8804)、です。
不動産業からは東建(業界では“とうたて”と略します)をチョイスしました。元ももクロ
の早見あかり嬢の好演が光りますね。写真に出てくるのは大手町タワーです。こち
らのCMも最後まで不動産会社のそれであることがわからないさりげなさが良いです。
そういう意味では野村不動産のプラウドのCMなんかもそうなんですが、野村不動産
のは既に大量に露出し過ぎて、あのBGMとヨーロッパの景色が流れただけで、脊髄
反射的にマンションのCMとわかってしまうので(笑)、東建のこちらの方がいいです。
いかがでしたでしょうか。鋭い投資家さんはお気づきかもしれませんが、これらは全て
特定の商品を売り込むプロダクト型CMではなく、ブランディング型のCMです。非常に
費用対効果が見えずらいCMなので、相当体力があって儲かってる会社しか出来ない
(広告費の稟議が通らない?)かと思いますが、その分刺さるCMが多い気がします。
ちなみに私はTVは番組本編よりCMの方が好きなので、CMから本編に戻ると、逆に
チャンネルを変えたりする変なクセがあったりします(モノにもよります)。余談でした。
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