毎日毎日投資絡みのことに必要以上の時間を割く必要はないかと思います。
特に優待株や配当株を中心に保有されている方は、基本はインカムゲインが
目的ですので、極端な話数ヶ月株価を見なくてもさほど影響はありません。
勿論、少しでもキャピタルゲインを増やそうとしたり、少しでも優待・配当の
利回りを良化させようとする場合は、勉強ないし取引の手間が発生しますが、
かける勉強・取引時間に比してパフォーマンスが良化するとは限らないですし、
そこは完全に割り切ってしまうのも、選択肢としてはアリだと考えています。
特に兼業投資家さんの場合は、別に投資で生活費を稼いでいるわけではなく、
プラスアルファを求めて投資をやられているケースが多いかと思いますので、
優待株や配当株で一定のリターンが見込めるのであればそれで完結させて、
残りの「可処分時間」を他のことに使うことは、合理的な判断と言えます。
ジャンルは違いますが、インデックス投資が兼業投資家に最適、とされるの
もこれと似た考え方です。どちらかというと本投資法はキャピタルゲインを
志向する方が主流かと思いますが、暴論を承知で言うなら、勉強するコスト
がかからずに済むので、こちらも「可処分時間」を投資以外に使えます。
またこれも言わずもがなですが、少しでも若い時の方が「可処分時間」の
価値が高く、そして専業投資家より兼業投資家の方が「可処分時間」には
限りがあります。会社の時間や通勤時間、家族と向き合う時間等をネット
して、1日のうちで自分のために使える時間は本当にごくわずかですので、
そういう時間を確保していく"手抜き投資"も十分アリだと考えています。
(注:本エントリは投資への向き合い方のうちひとつを提示したものであり、
通常筆者が考えているの投資への向き合い方とはやや異なるものです。)
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*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。
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