なちゅの横浜雑感。 | なちゅの市川綜合研究所

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この連休で横浜に来ています。今さら私がどうこう説明するまでもありません
が、横浜は東京からお手軽にアクセス出来るわりに、異国情緒のある立派な
観光都市ですので、
個人的にはバリュー(お値打ち感)が高い街と思ってます。

ところが、インバウンドにとっては横浜はディスティネーションとしては十分に
認識され
ていないようで、外国人はそこまで横浜に来ないようです(中華街は
日本人にとっては観光スポットですが、外国人にとっては割引要素の様です)
そのため比較的東京や大阪などと比べても、ホテルの宿泊単価が上がって
おらず、そういった点から言ってもバリューだと思います。

(※関西には似たような位置付けの街として神戸がありますが、神戸は山も
海も有し、観光地としても住宅地としても、昔から相応の評価を受けている
街ですので、既にフェアバリューに近いです。)

ということで、横浜はもっと評価されてよい街だと思うのですが、私に言わせ
ると、いわゆる横浜のイメージを形成するMMを含めた沿岸部よりも、もっと
内陸部の東急線沿線地区などがプレミアム付きの評価を受けているため、
その辺の格差が是正されるチャンスはあると考えています。

別に東急線沿線でなくとも"横浜"に不動産を持ちたい、というニーズは強い
と思われ、そういう心理を具現化したのが、かつての陽光都市開発が沿岸部
に分譲しまくったワンルームマンションの「グリフィン」シリーズだと言えます。

そんなわけで、横浜はその高いポテンシャルのわりに、まだまだ手付かずの
部分がかなり多いと感じており、割安に放置されている部分に関しては目を
かけていく価値があると思います。カジノがきっかけになればいいですね。

※参考画像
宿泊したインターコンチネンタルの共用部と専有部(客室)です。当ホテルは
MMを代表するホテルですが、既に新しいホテルとは言えないので、相応の
お金を投じて客室をリニューアルしているようでした。MMにはAPAがかなり
の規模のホテルを新設する噂もあるので、やはりこういう投資は必要ですね。
(勿論、このレベルのホテルとは絶対競合はしないと思いますが・・・。)

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