必要以上に取引に労力をかけない(投資戦略アウトルック/2016.12.21) | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

私は保有銘柄数が多いわりに、取引を殆どしません。GMOの株主優待で
取引手数料のキャッシュバックがあるとかないとか・・・そういう次元の話で
はなく、とにかくしないのです。そのため、十数年株取引をして、それと同じ
だけの期間に渡って証券口座を保有していることとなりますが、手数料を
あまり落とさないので、証券会社にとっては優良顧客ではないと思います。

一般的に取引コスト、というととかく手数料だけに目がいってしまいがちに
なりますが、こと私に言わせると、「欲しい値段の指値まで待つ」というのも
時間コストの一種だと考えておりますので、板のスプレッドにもよりますが、
本当に欲しい(売りたい)株であれば普通に成行で注文します。

特に時間に余裕がある専業投資家の方ならいざしらず、兼業投資家の方
が限られた貴重な時間(※要は出勤前や昼休み)を費やして指値を欲張る
のはあまり合理的ではなく、早く注文を約定させて、刺さったか刺さらない
かを気にするのではなく、他のことに時間を使った方が良いと思います。

もちろん指値に労力をかけることの合理性については、資金量との見合いに
なることは重々承知しています。ただ、兼業投資家というを選択している以上、
平日の時間は株取引以外のカタギの仕事等に時間を使うのことの方が、ある
程度は合理的なのでしょうから、あまり株取引に時間をさかない方がいいと
思います。指値を欲張ることと、自身の時給のバランスはよく考えるべきです。

そんな訳で、また口うるさいことを書いてしまいましたが、取引回数はもとより
取引に時間をかけること自体もまたコストですので、取引をの回数を最小限
に抑えるのが第一であり、たとえ取引する場合であっても余計な時間を掛け
ないことがその次に重要だと・・・個人的には思っています。


会社四季報 2017年 1集新春号 [雑誌]

新品価格
¥2,060から
(2016/12/17 07:44時点)

*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
 特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に 
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。

このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村