年末までの投資方針について/投資戦略アウトルック(2016.11.08) | なちゅの市川綜合研究所

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もう今年は2ヶ月くらいしか残っていないので、「実にいまさら」感も漂い
ますが、カタギの仕事がひと段落しつつあり、多少は時間がとれるように
なってきたので、今のうちに年末までの投資方針を決めたいと思います。

振り返ってみれば10月は殆ど売買もできず、家に帰って、寝て、起きて、
また目をこすりながら会社に向かうだけの毎日でしたので、こういう投資
方針を決める余裕が出てきたのは、素直にうれしく思います。

で、方針は以下の通りです。
ーーー
①新興株の「吹き値」は持続せず、原則処分とする。
 ※当該売却代金は高配当株か優待株、ないしは低PBR株に回す。
 
②無配株には原則として新規投資をおこなわない。
 ※もしどうしても欲しい場合には、他に保有する無配株を処分して買う。

③配当金の再投資は実施せず、現金で保有する。
ーーー
なんでこんな方針をわざわざ書くかというと、自信がないからです。

相場には色々な方が参加されておられますので、私と違う見方をされる
方も多数いらっしゃるかと思いますが、私は今年の相場は勝ちに行くよう
な相場ではないと考えております。これは年初からずっと同じ考えです。

10月末にかけて新興株がそこそこ戻しましたが、それでも本来の相場の
エネルギーからすると力不足であり、上値を積極的に買うような躍動感を
全く感じませんでした。特にマズいのが、足許の決算で化けの皮が剥が
れているような銘柄が散見されることで、次第に疑心暗鬼が募ってくると
新興株の上値を追う向きはどんどん減っていきます。

誤解してほしくないのですが、私とて相場が下がってほしいわけではあり
ません。当然上がってもらった方が助かるのですが、個人的に自信がな
いので、より「負けにくい投資」を目指すという、ただそれだけの話です。

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基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。

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