お盆休みは普段あまり行かない街を回る絶好のチャンスです。今夏
の企画モノとして、私の好きな街をご紹介していきたいと思います。
第2回は｢川崎｣を取り上げたいと思います。
川崎と言えばどういうイメージを抱かれるでしょうか？煙もくもくの工業
地帯、堀之内の風俗、893・・・など、もしかしたらあまりいい印象がない
方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の川崎は一転して小奇麗な
街に生まれ変わっていますので、魅力をお伝えできればと思います。
①ラゾーナ川崎プラザがある
東芝の工場跡地の再開発事業で、三井不動産が空前の規模でSCの
開発を行って大成功させました。巨大ターミナル駅直結徒歩0分という
史上最高の立地で、これだけ纏まった土地は当分出ないと思われます
ので、不動産業界・小売業界の教科書に載るような事例だと思います。
平日の食料品の普段遣いから、休日のお出かけ、早朝の住民イベント
や有名アーティストのイベントの実施など、敵なしの都心型SCです。
②イタリア街区がある
駅の西口がラゾーナなら、東口はラ・チッタデッラです。イタリア街区
というと新橋・汐留界隈のちょっと微妙な街区もありますが、こと川崎
に関しては大成功と言えます。映画館を擁することもあり、イベントや
ドラマなどのロケーション誘致にも積極的で、芸能人もよくみます。
こういう欧州を模した街区は、失敗してた頃のハウステンボスの様に
"閑古鳥"になるのが通例なので、上手くいっているのは珍しいです。
③ギャンブルができる
川崎競馬場にくわえて、川崎競輪場もあります。また川崎の繁華街で
ある銀柳街にはパチンコ屋も沢山ありますので、いくら街が垢抜けても
ギャンブルオヤジにも居場所を残す優しい街だと思います。勝った際
には、銀柳街の飲み屋か堀之内にお金が落ちるものと思われますので、
川崎の中でお金がぐるぐる回って、経済面でもいい感じと思われます。
④どうしようもない人もいっぱいいる
これは上野の時と同じです。どうやら私はそういう街が好きなんだと
思います。やはり息苦しくない街がいいですね。
いかがでしたでしょうか。言うまでもありませんが、川崎は都心に出る
にしても横浜に出るにしてもアクセスの良い場所ですので、それだけ
でも十分評価できる街です。その場合、昔のイメージを引きずっている
負の部分は、家賃や住宅価格といった住居費のディスカウントに繋がる
ので必ずしも悪くないことだと思います。
川崎は進化し続けていますので、ご無沙汰な方は今夏に是非どうぞ。
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