相場に対して熱くなりすぎないこと。 | なちゅの市川綜合研究所

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◼️相場に対して熱くなりすぎないこと。
昨日は朝方までイギリスがEUに残留するという報道で、前場の東京市場も
一時高くなる場面があったかと思いますが、ふたを開けてみれば結局離脱
という結果となり、引けてみれば大暴落という結果でした。私は陰謀論等の
信者ではありませんが、ここまで「確からしい情報」が流れて、まったくの
裏目を突かれてしまった訳ですから、正直ちょっと匂う感じもします。

大事なことなので何度も言いますが、今年は勝つのが難しい相場ですので、
どうしてもこのような暴落は起こるべくして起きると思ってます。2月の暴落
相場でタイミング良く下値を拾えて、昨日の相場でも同様に下値を拾えた
という方は世話ないので、企業分析などしないで純粋にトレーダーに転向
された方が儲かると思います。バリュー投資等とは"別の筋肉"ですからね。

あくまで個人的な考えですが、今の相場はポジション調整する位ならいいと
思いますが、積極的に参加するのはおすすめできません。勿論、イギリスの
EU離脱という歴史的な節目で、ITバブルや不動産流動化バブル、ライブドア
ショックやリーマンショックを経験されてない方が、手っ取り早く"経験値"を
上げるには良いイベントなのかもしれませんが、それなりに尾を引くような
話と思われますので、失敗した時の授業料が高くつく可能性があります。

特に買い手がいなくなった新興市場というのは本当に悲惨で、板はスカスカ
でろくに売り買いもできなくなります。自分だけは○○ショックの下ひげで
都合よく仕込めてほくそえんでいたとしても、結局そのあと買うはずの人の
買付余力が壊滅してるので、半年以上底這いなんてことはザラにあります。

だから別に熱くなって買い急がなくてもいいのです。正直いつでも買えます。
ナイフはちゃんと床に刺さったのを確認してから抜きましょう。

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