銘柄の相対感を把握する/投資戦略アウトルック(2016.04.30) | なちゅの市川綜合研究所

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■銘柄の相対感を把握する
過去何度か話題にしていたような気がしますが、私は他の投資家さんより
も銘柄数を絞っていませんし(多品種分散投資)、持ってない銘柄でも適当
に開示を見るようにしています。ちなみに決算シーズンによくエントリする
「適時開示用メモ 」にわざわざ自分用、と書いているのはろくに調べもして
ない銘柄について、パッと見の印象だけで好き勝手な印象を述べることが
多いので、ちゃんと調べて投資されているホルダーの方に失礼のないよう
に勝手に配慮をしているのが理由です(※これを余計なお世話と言います)

話がそれました。
銘柄の相対感についてですが、この多品種分散投資と開示ウオッチでな
んとなく掴むようにしています。やはり集中投資をしていると、保有銘柄
ありきとなってしまい、自分の持っている銘柄(ないしは業種)しか目に入ら
なくなってしまう傾向があると思います。

そうなってくると、自分の目や耳に入る情報はその銘柄(ないしは業種)
の優位性というか、もっと言うと都合のいい話しか入ってこなくなるので
世の中にはそれこそ星の数ほどの銘柄や業種があるにもかかわらず、
なぜその銘柄・業種を選んでいるのかそのうちわからなくなってきます。

要はこれが「銘柄に惚れる」ということです。

私自身10年持ちっぱなしで鳴かず飛ばずの銘柄もあるので、大きなことを
言える立場にはありませんが、たまに普段目を向けない銘柄の決算短信
などをふと見てみると、複数年に渡って2桁成長を続けていたり、びっくり
するほど安いバリュエーションで放置されていたりします。これらの銘柄
と比べてより、自分の銘柄が本当に有望なのか確認する必要があります。

せっかくGWで時間があるので、そういう一見して遠回りなことにも時間を
かけたいなぁ・・・などとぼんやり思っています。


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