折角のマイナス金利効果も振り出しに戻りそうな感じで、2月も許して
もらえなさそうな雰囲気が早くも漂っています。私自身もそろそろかと
かと思ってはいたのですが、今年は下手にポジションを弄ろうものなら
「往復ビンタ上等」のかなりタチの悪い相場つきになりそうです。
多少のリバウンドがあったとはいえ、普通に考えればここから下げるの
には結構なエネルギーが要りますので、何でもやる日銀総裁が控えて
いるのことを考えると新規で売り込むのも難しいはずですが、さりとて
買うのにもそれなりに勇気が要るのが嫌らしいところです。
そんな相場ですが、あんまり減配になってる株がないのが救いと言えば
救いで、特に昨日の三井物産が減額修正しつつも、5%近い配当について
は据え置いたのは評価出来ます。日経ヴェリタスの配当利回ランキング
常連のBPカストロールも、前期も今期も高額配当実施という注文通りの
リリースを出してきており、利回りが心理的な下支えになると思います。
また、今回の下げ相場の主役であるメガバンクもSMBCを筆頭として配当
利回り4%水準を超えてきているため、いくらマイナス金利がネガティヴ
に作用すると言えども、オーバーシュート気味だと思います。銀行株は
最初からPBRなんかも低いので、そういう点からも底入れが期待出来る
と思います。高配当で有名なあおぞら銀行辺りもねらい目かと。
優待株に関しては、個人が郵政三社で相当捕まっているのが気になります。
逆に2月末・3月末にかけて安く仕込むチャンスではあるのですが、値持ち
という観点では例年よりも機能しない可能性もあり、注意が必要です。
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
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