ここ数日のエントリとは逆の発想なので、多少の自己矛盾をはらみますが、
あえて投資と距離を置いてみるのも一つかと思います。去年までの相場は
小波乱がありながらも、緩やかな右肩上がりの相場であったため、なんだ
かんだ言っても相場(取引や銘柄の研究等)にかけた時間が正比例しやすい
状況だったかと思いますが、今年はそうとも限りません。
特に昨年・一昨年の相場で「自分にそれなりの投資力がついた」と思うので
あれば、現物保有している銘柄をそのまま握って冬眠しても問題ない筈で、
不必要な狼狽売りをしてしまうなら、どこかブレている可能性があります。
(マクロ環境の変化や業績悪化を理由として売ったのであれば別ですが)
そこでお勧めしたいのが、あえて現実から目を背けて、例えば株主優待で
いかに日々の生活を充実させるかとか、いかに節約するかとかしてみたり、
投資の勉強をする気にならないのであれば、仕事や資格の勉強・スポーツ
や転職活動などに時間を振り向けるのも良いように思います。
本当は私としても「若いころは投資なんかに精を出さずに、仕事や勉強
に集中しろ」といった、全くをもっておせっかいな年長者の小言は昔から
大嫌いなのですが、今年に限っては受け入れてもいいような気がします。
少なくとも給料というキャッシュを生み出す自身の資産価値は向上しますし
どうせ相場を見ていても簡単には儲からないし、騰がる感じもしないので、
今年は他のことに集中して取り組むことが出来るチャンスとも言えます。
そんな訳で、今年はあえて投資と距離を置いてみて、自分の中での優先
順位を洗い直してみるといいのではないでしょうか。色々と他のことを
やっているうちに、相場も上向くかもしれませんよ。
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*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。




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