いやはや、しんどい毎日が続きますね。優待株と高配当株で下方硬直性の
高いポートフォリオを組んでいる私でも、含み益をどんどん吐き出している
状況ですので、攻めの投資をされている方には胃の痛い相場かと思います。
さて、今日は私のポートフォリオの回復には欠かせない優待族のみなさん
の買い余力の回復を新設クオカ優待銘柄で占う方法について検証したい
と思います。新設銘柄は公表日から権利日まで騰がりっぱなしだったり、
数日噴いて後は横だったり、時には公表前の水準まで戻ったりもします。
9月は1年でも2番目に権利が多い月ですので、かような銘柄にまできちんと
お金が回ってくるかどうかにより、優待族の投資余力がわかると思います。
では、少し具体的に見てみましょう。
■川西倉庫・・・3月末、9月末に1,000円分のクオカード
直近の新設優待銘柄です。公表日よりS高を絡めて水準切り上げも、8万円
の投資で年2回の1,000円クオカードはやはり魅力で、狙っている人は相当
いると思われます。時価総額的に見ても、優待族の買いだけでインパクトが
かなりあると思うので、当社が再度スルスル上昇する局面があれば優待族の
買い余力が回復したと見てよいと思われます。
■アクトコール・・・11月末に100株で3,000円分のクオカード
今回のみの記念優待であるため、こんなものを取りに来るひとは玄人の優待
ハンターですので、値動きが参考になります。約15万円位で買えることや、
時価総額も小さいのが魅力で、少しの買い手で値持ちしている印象です。
■パラカ・・・9月末に100株で2,000円分のクオカード
今回の新設銘柄、約16万円弱で買えます。こちらも時価総額が大きくなく
日成ビルドという買い筋がいるので下値も安心ですが、直近では相場の影響
を受けて垂れてきました。ただここも優待族には手の出しやすい銘柄であり
値動きに反映されやすいと思うので注目です。問題は成長株投資家が好んで
保有する銘柄の一角のため、それなりの換金売りが予想される点となります。
■オープンハウス・・・9月末に100株で3,000円分のクオカード
今回の新設銘柄、約20万円弱で買えます。ここは時価総額がかなり大きく
しかも不動産株のため、優待族の買い余力を測ることは難しいと思いますが
絶賛崩壊中の他の不動産銘柄と比較すると随分値持ちしている印象です。
この相場調整局面でも株価2,000円をキープ出来るかどうかが鍵です。
まぁこの他にもさくらインターネットとかヤマシンフィルタとかまぁ色々と
あるのですが、単元が小さすぎても買いインパクトが小さくてよくわから
ないので、ここでは省略します。上に挙げた中での一押しはアクトコール
ですが、あくまで優待族の余力がわかりやすいという意味においてです。
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